2019.01.23 公開
ライブ終了後にメンバー紹介をしたINORANは、「本当に素晴らしい時間をありがとう。今日演奏して、またこのビルボードというステージに立ちたいと思いました。また会いましょう!」とオーディエンスにメッセージを残し、会場を後にした。
INORANのボーカリストとしての実力が遺憾無く発揮された、『INORAN 2019 NEW YEAR PREMIUM ACOUSTIC LIVE』。東京公演のセットリストは、これまでの彼とは違ったアコースティックな一面に触れることができる、とても魅力的な内容だった。2月1日のビルボード大阪では、今回と異なる曲を重要な場所に置くということなので、大阪公演も、ここでしか見られないスペシャルなライブになるのは間違いない。
そして、この『INORAN 2019 NEW YEAR PREMIUM ACOUSTIC LIVE』を終えた3月から、INORANはいよいよ、今年夏に完成予定のニューアルバムのレコーディングをスタートさせる。18年の充実したツアーを経て、さらに磨き込まれたロックな初期衝動、そして今回のアコースティックライブで垣間見えた、シンガーソングライターとしての素晴らしい“歌心”。INORANのワンアンドオンリーな音楽性は、今後も更なる深化を続けていく…。
次の新作で、彼がどんなサウンドを我々に届けてくれるのか、今からとても楽しみで仕方ない!
取材・文:細江高広
写真:ヤマダマサヒロ
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