12月12日(水)に3年ぶりとなるニューアルバム「Potluck Songs」をリリースしたBEGINが中心となり、 平成最後の大晦日に、 沖縄コンベンションセンターにてカウントダウンライブを行った。
このカウントダウンライブは、 沖縄県出身のアーティストたちが「県内外の人たちと一緒に“笑顔”で年を越そう」という想いから、 一昨年の2017年に始まりMONGOL800の主催で開催された初回は、 沖縄の音楽シーンに新たな1ページを刻んだスペシャルな夜になった。
そのステージにてキヨサクが、 「今回はモンパチの20周年、 次は誰かの周年記念という感じで、 沖縄の模合(もあい)形式にして、 親をどんどん交換しながら、 毎年やりたい!」と言ったとおり、 第2回目となる今回は、 2020年にデビュー30周年のアニヴァーサリーイヤーを控えるBEGINが中心となって行われた。
BEGIN 画像 2/4
午後7時、 いよいよ開演。 「わかるよねぇ~」のネタで沖縄では知らない人はいない、 お笑い芸人護得久栄昇先生と仲座健太が登場し「かぎやで風」で始まり、 オープニングは、 出演アーティストの代表曲を、 ほかのアーティストがカバーするというスタイルで次々と歌われ、 BEGINの「島人ぬ宝」をMONGOL800が、 かりゆし58の「アンマー」をKiroroというように、 沖縄のカウントダウンライブならではのスペシャルメドレーで幕を開ける。
トップバッターは「DIAMANTES(ディアマンテス)」。 4人組の女子ダンサー「タピオカ」とワイルドなラテンナンバーを聴かせた「WANDA」で一気に熱を帯びたステージの後、 去年に続き、 「もう一度彼女とデュエットしたかった」というアルベルトの誘いで実現した「今夜は離さない」をHY仲宗根泉とのデュエットで披露。 「深紅」のロングドレスで登場した仲宗根泉と、 全身「白」衣装のアルベルト城間は、 その時放送中の紅白歌合戦を意識して、 「僕らも紅白で歌わせていただきました!」と言って笑いを誘う。 最後は、 アルベルトがティンバレスを叩きながら歌う「沖縄ラティーナ」の軽快なラテンサウンドで会場を盛り上げてステージを後にした。
続いては、 石垣島の新良幸人と、 宮古島の下地イサムの先島出身の2人による「THE SAKISHIMA meeting」。 「ストレンジャー」(ビリー・ジョエル)のイントロに導かれるように登場したダンディな2人に、 会場は大人の空気感に満たされ、 独特なメロディーと三線の音が、 その場にいる人たちを自然豊かな先島へと誘う。
