2018.12.28 公開
スカパラと4人のボーカリストが作り上げたクリスマスイブの完璧すぎる“パラダイス”!

東京スカパラダイスオーケストラ  画像 1/8

最初のMCで谷中敦(B.sax)が、世界中を駆け巡ったこの1年間の怒涛の日々について話し、そんな超多忙なスカパラを癒してくれたのはツアー会場に足を運んでくれたファンたちだったと感謝の意を述べる。

続けて谷中が「今日はスカパラ、360度、東西南北、パラダイスの扉開けっ放しでいくんで、思いっきりこっちに飛び込んできてくれよな!闘うように楽しんでくれよ!!!!」とシャウトすると、観客も両手を挙げて谷中の言葉に応えていく。

「Routine Melodies Reprise」では谷中敦(B.sax)と大森はじめ(Per)の2人がボーカルをつとめ、演奏する7人とともに会場を盛り上げ、「JON LORD」のイントロでは加藤隆志(Gt)の合図のもと沖祐市(Key)がコミカルなダンスを観客と繰り広げる。曲の途中では北原雅彦(Tb)がトロンボーンソロを演り終えたあと、ステージ上でスケボーに乗るなど、自由で楽しい雰囲気が場内を包み込む。

続けて、ライブでの鉄板曲や懐かしい曲、めったにやらない曲など7曲で構成された「トーキョースカメドレー SKANKING JAPAN 2018」が披露される。

スカパラと4人のボーカリストが作り上げたクリスマスイブの完璧すぎる“パラダイス”!東京スカパラダイスオーケストラ  画像 3/8

大森はじめ(Per)が「声出す準備はいいか!拳を上げる準備はいいか!もっと高く上げろ!」と観客を煽り、「野望なき野郎どもへ」のイントロが鳴り響くなか、大森が「BRAHMANTOSHI-LOW!!!!」と呼び込むと、スーツを身に纏ったTOSHI-LOWがゆっくりと花道を進みながらセンターステージへとやってくる。その姿はまるでリングへ向かう格闘家のようだ。ひとり目のゲストボーカルの登場に場内は沸き立つが、今までとは違う力強さがステージ上から漂っている。TOSHI-LOWの咆哮に合わせ、スカパラメンバーと観客が拳を突き上げる。間奏ではNARGOのトランペットソロがさらなる力強さを加えていく。TOSHI-LOWが大ジャンプで曲を締めたあと、なぜか少し恥ずかしそうに全速力で花道を駆け抜けステージを後にした。

「恋してCha Cha Cha」では北原雅彦(Tb)がトロンボーンソロで和やかな空気を作り出したあと、突如「わたくし、トロンボーンの、北っちです!」とひとり漫談をはじめる。

「クリスマスというお題で“なぞかけ”をしたいと思います」とお題を出し、
「整いました!クリスマスとかけまして、焼き肉はカルビ・ハラミ・ロースどれにする?と解きます。その心は……、サンタクロース(三択・ロース)が欠かせません!」と披露すると大爆笑と拍手喝采を浴びる。自由過ぎる雰囲気のなか谷中敦のバリトンサックスと沖祐市のピアノが場内の空気をクールに変えて「True Heart」が披露される。曲中で谷中が「めんどくさいのが愛だろっ?」と発すると場内からは大歓声があがる。

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