この日ライブでは疾走感のあるフォークギターによるセッションを生かしたバンドサウンドからじっくり聞かせる歌まで、幅広い楽曲を全19曲披露。
楽しいポップチューンから、切なさを感じる楽曲、少し挑発的なサウンドまで、実に幅広い音楽性を披露してくれたさくらしめじ。
それぞれ表情の違う楽曲ながら、様々な感情や情景を力強く、時には優しくギターサウンドとヴォーカルで豊かに表現。
また、時折楽しそうにお互いの顔を見合いながら息を合わせて演奏する姿はステージにずっしりとした安定感を感じさせ、2人の実力の高さを伺う事もできた。
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そして時折、煽るようにギターをかき鳴らしたり「まだまだ行けんだろ!?」と挑発しながら観客を煽る姿も見せており、ゆったりとしたフォークデュオからスタートした2人だったが、経験を積んだ事で様々な要素が上乗せされ、フォークの良さは軸にありつつ、様々な面白さがあるライブパフォーマンスを見せてくれている。
そのため、過去に発表された既存曲も今の「さくらしめじ」の魅力によって再度味付けされ、新たな魅力を持った楽曲へと進化している。
『ひだりむね』『てぃーけーじー』はほっこりした優しさや、さくらしめじらしいユーモアに加え、今の2人が持つギターや歌唱のテクニック、アレンジや魅力が加わり、力強さと疾走感を感じる事ができる。
また『きのうのゆめ』『はじまるきせつ』も弾き語りによる息のあったギターセッションとコーラスがより深化し、新たな魅力を感じとれるものとなっている。
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