2018.12.01 公開
大阪寝屋川出身のガールズロックバンド、yonigeが11月30日に東京・Zepp DiverCity TOKYOで全国ワンマンライブ「君のおへその形を忘れたツアー」のファイナルを迎えた。
同ツアーは11月2日に地元・大阪からスタートし、札幌、広島、福岡、名古屋、仙台を経て、この日で7箇所目。
バンド結成5年目を迎えた彼女たちにとっては初のZepp DiverCityは、同世代の同性である女の子のオーディンスを中心に大勢の観客が詰めかけ、満員となっていた。
ライブは、ツアータイトルになっている<君のおへその形すらもう 忘れてしまっている>というフレーズが印象的な夏フェス会場限定シングル「リボルバー」で幕を開け、3rdミニアルバム『Neyagawa City Pop』に収録曲で、素直に言えない気持ちを罪と表した「our time city」から、1stミニアルバム『Coming Spring』収録の「バッドエンド週末」と、何気ない日常をテーマにした最新のミニアルバム『HOUSE』収録曲を中心にしながらも新旧を織り交ぜ、これまでの集大成とのようなセットリストとなっていた。
Photo by 太田好治 画像 2/13
Photo by 太田好治 画像 3/13
ヴォーカル&ギターの牛丸が、初夏にチャリを爆走していたときの心境をそのまま曲に落とし込んだ「顔で虫が死ぬ」を早口で捲し立て、グルーヴとスピード感を一気にあげたかと思えば、続く「2月の水槽」では、一転して暗闇の中で憂鬱な気持ちを訥々と歌うなど1曲ごとにくるくると表情とムードを変えていった。
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