コンテストを多くこなしてきた彼女たちは3分のショーケースを披露することが多かったが、今回は約20分。共同生活をするKikiRara HOUSEという設定、普段の4人プライベートが垣間見えてしまうという特典つきだ。
オープニングでは普段と違いおふざけのシーンもあったが、全て一球入魂の気持ちで演じていた。遊びも仕事も本気な4人のライフスタイルがここで伝わる。
そのあとは、MIKU/Hinami/くるみ/NAnAの順にソロショー、1人1人が全く違うそれぞれを表現し、観客の気持ちを忙しくさせた。
目覚ましが鳴った後慌てふためきながら起床し急いで正装に着替えた彼女たちは、4人のキレキレのダンスを披露。それぞれのスキルはもちろんだがKikiRaraの持ち味である掛け合いは息を呑むほどであった。
そしてEn STAFFのエンジェルコウの天才的MCの後、衣装チェンジした4人が登場。
なんとICE CREAM FINAL 2015 OPEN部門にて準優勝したDestiny’s Child - Say My Name ネタの復活である。曲が流れた瞬間、観客はこの日1番の盛り上がりを見せた。今日は私たちにとってもゼロからのスタートと語るKikiRaraが魅せた原点の美しさは、現状維持どころか更に輝きを増していた。
2017年にHIPHOPという音楽ジャンルが世界で初めてROCKを上回る売上を更新した。勿論最初からそうではなく、初めはゲットーな街で黒人たちがひそひそとパーティするために作られた音楽でありレコードなどの販売はなかったのである。しかし、こんなにもかっこいい音楽を仲間うちだけで楽しんでいるのは勿体ないと考え立ち上がった若者たちが紆余曲折しながらようやくここまで来たのだ。
まだまだダンスというアートは、メジャーシーンのものではなくお金を稼げる人もほんの1部に過ぎない。しかしここにいるメンバーは自分たちが大好きなダンスを、どうにかして多くの人に知ってもらいたいと心から願っている。
