10.Aoi+Shiori Takakura
アメリカと日本を行き来しながら、独自のダンスを発信し続ける実の姉妹ユニット、Aoi+Shiori Takakura。2人の名はAoiとShiori、椅子を使ったヒールダンスにまるでブロードウェイの世界に引き込まれたような感覚に陥った。Yanis MarshalやCandace Brownといった大御所とも共演を果たしているからなのか、20歳なり立てとは思えない雰囲気を醸し出している。
ここで「〜スタッフだって踊りたいの〜 エンジェルコウ美活 ヒールを学ぶ編」と題した企画が始動、途中からEn DANCE STUDIOのSTAFF エンジェルコウがスペシャルゲストとして加わり、3人はDestiny’s Childを思わせるダンスを披露、Green Lightの他メンバーとはまた違った側面から魅せつけた。
高倉姉妹は煌めくニューヨークの夜の街を演出、他出演者もK-POPの楽曲を使ったりレゲエの振りを取り入れたりしている。若いながらに日本文化だけでは収まらない広い視野を持ちアウトプットしているところも彼らの魅力に違いない。
11. Yumeki
日本だけでなく韓国や中国を主にアジアで絶大な人気を誇るYumeki。アンニュイな雰囲気とは裏腹に、踊っている時のYumekiは誰も止めることができないだろう。
Yumekiのコレオグラフは特に表面的なストーリー仕立てはなく、高レベルなダンサーを添えてショーを披露した。彼の独特なセンスや能力にインスパイアされた仲間たちによるダンス、特に印象的だったのがYumekiとQUART2のRenaとamaneによるコラボレーションパートだ。彼らは元々ViAというチームを組んでいて、数々のコンテストで入賞を遂げていた。ファンにとっては念願の復活、たまらないシーンとなっただろう。
確かに彼自身の体のアイソレーション技術は唯一無二で世界レベルだ。しかし、彼の振り付けや音取りはキャッチーでシンプルであるにもかかわらずとてもコアであり、その境目はプロ受けも一般受けもする絶妙なラインを通っている。Yumekiの今後の活躍に更なる期待が膨らんだ。
12. KikiRara
オオトリはなんとこの4人、KikiRara。説明不要ではないだろうか。
2014年に始動してから、数々の大規模なダンスコンテストで優勝を勝ち取り、2016年には全世代の一流ダンサーが集まるZERO CONTEST 2016で優勝を飾った。
これを機に個々の活動が忙しくなりKikiRaraとしてショーを見られる回数が減ってしまった。
