2018.11.26 公開
映画 『ラ』、2019年4月5日(金)公開決定! エンディングソングが「SILENT SIREN」の書き下ろし楽曲『REBORN』に決定!

©2018年 映画『ラ』製作委員会  画像 1/1

……と、恥ずかしげもなく全力で言えるのは僕がこの作品の母親みたいなものだからだと思います。産み落として乳をあげ、成長を見守り、教育し、生暖かい目で見つめ続けました。『ラ』という作品について知らないことはないけれど、『ラ』を語る上では下駄を履かせているのは間違いない。僕にとって『ラ』は、目に入れても痛くないほどの可愛い息子だから。
逆に、ある程度人間性だったりルックスだったり、そういうものが出来上がった状態で出会って好きになっていくみたいなプロセスを踏めなかったのが残念でもあります。高校で知り合う彼女みたいな立ち位置ですよね。あ、何かクラスにステキな人いるなって。ちょっと気になるなって。そんで試しに映画館デートしてみたら好きになっちゃったみたいな。さっき会ったばかりなのに、また会いたくなってきちゃったみたいな。
僕も『ラ』とそんな出会い方をしてみたい。けど出来ない、母親だから。それが少し寂しい。
なので皆さんには、『ラ』とそういう出会いをして欲しいなと思います。
不器用だけど、良いやつです。歪んでるけど、光るものもあります。
哀しくて切なくても、きっと希望はそこにある。『ラ』は始まりの音なんです。

一回目のデートでわからなければ、是非二度どうぞ。


<高橋朋広監督:SILENT SIREN 起用理由>
映画の最後に流れる曲として、エンディングは女性ボーカルを希望していました。すぅさんの透き通った歌声はそれにぴったりだったことと、僕自身SILENT SIRENさんがメジャーデビューされる前から知っており、気付けば全国ツアーや武道館と、見事なまでにミュージシャンとしての夢の階段を上がっていく様を遠くから見ていました。そんな20代を過ごした彼女たちならば、「ラ」という映画の根底にあるテーマを歌にしてくださるのではないかと思い、オファーさせていただきました。そして、映画『ラ』という人格の思いをこれ以上ないくらいすくい上げてくれました。哀しくも暖かい歌詞と、エモーショナルなメロディが心に残る、最高の名曲です。

<高橋朋広監督:ダンカンさん、佐津川さん、西田さんについて>
慎平やゆかりの人生に大きな影響を与える3人ですが、3人ともフィクション的な突飛なキャラクターではなく、ごく日常的な、ありきたりなところにいる人物です。
何十年もそうして生きてきたんじゃないかと思えるほどに人物の掘り下げが深く、物語に大きな説得力を与えてくれました。

2019年4月5日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開
<公式> movie-la. com

桜田 通
福田麻由子 笠松将
清水尚弥 キンタカオ 連下浩隆 ヒカルヤマモト 十枝梨菜 一色絢巳 古沢一郎 小野和子
佐津川 愛美 ダンカン / 西田 尚美

監督・脚本・編集|高橋朋広
音楽|クボナオキ
エンディング|SILENT SIREN「REBORN」(EMI Records / UNIVERSAL MUSIC)
 配給|アークエンタテインメント 宣伝:MUSA
© 2018年 映画『ラ』製作委員会
2018年/日本語/カラー

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