世界的ダンスパフォーマンスグループ、s**t kingz(シットキングス)による舞台公演『The Library』の全国ツアーが11月23日(金・祝)東京国際フォーラムにて大千穐楽を迎えた。今回は横浜、仙台、愛知、広島、福岡、東京と、過去最大規模となる全国7都市にて、追加公演を含め全30公演が行われ、計25,000人を動員した。
結成10周年を記念したスペシャル企画として、9月に行われた横浜赤レンガ公演はs**t kingz初となる360°を観客に囲まれた“センターステージ”スタイルでパフォーマンスを披露。そして、10月から11月にかけて行われた各地での公演は、客席からステージすべてを見渡せる“劇場スタイル”で公演を行った。ファイナルとなる東京国際フォーラム・ホールCでは、s**t kingz史上最大規模となる約1,300人の観客を前に、圧巻のステージを繰り広げた。
本作の舞台は「The Library」=「図書館」。
そこに集まる4人の男たちを主人公に、図書館で起きる誰もが一度は感じたことがあるような「あるある」を取り入れたパフォーマンスや、本の世界に入りこむ演出、笑いや感動など様々な要素を1つの軸となるストーリーの中に組み込んだ作品となっている。言葉を使わずダンスだけでストーリーを伝える「無言芝居」は、セリフがないからこそ観客がそれぞれ思い思いに物語の背景を想像しながら楽しむことができる作品となった。
(C)Takanori Tsukiji 画像 2/2
メンバー4人の息の合った圧巻のダンスはもちろん、それぞれのキャラクターや特徴を活かしたソロダンス、さらには「鉛筆」や「消しゴム」といったコミカルな衣装に扮して披露する超絶的なタップやキレキレのダンスなど、シットキングスならではの世界レベルのパフォーマンスに会場全体が一体となり、最後は観客を巻き込み一緒に楽しむ大パフォーマンスとなった。
さらに本公演で使用された楽曲は、全曲がs**t kingzプロデュースによるオリジナル楽曲となっており、1曲1曲こだわり抜いた音楽は、舞台をさらに盛り上げる本公演の魅力の1つとなった。舞台楽曲のCDアルバムは公演会場限定で先行発売されており、12月7日には一般発売が決定している。
大千穐楽となる11月23日(金・祝)の東京国際フォーラム公演では、ステージ上でメンバーから本公演『The Library』のWOWOWでの放送決定、s**t kingz初となる単行本の発売決定、そして2020年に新作舞台の全国ツアー開催決定という3大発表が行われた。
10周年イヤーを無事完走したs**t kingzが次のステージに向かって走り出す。
今後の活動にも注目してほしい。
