シンガーソングライターの藤原さくらが、6月にリリースした2nd EP「green」と3rd EP「red」をひっさげ、埼玉・戸田市文化会館を皮切りにワンランライブツアー「Sakura Fujiwara tour 2018 yellow」をスタートさせ、11月10日の福岡・福岡市民会館 大ホールにて無事ファイナルを迎えた。
会場では、ヴォーカル・ギター藤原さくらをはじめ、6月リリースの2nd EP「green」、3rd EP「red」でサウンドプロデュースをつとめたmabanua(Ovall)がドラマー兼バンドマスター、Shingo Suzuki(Ovall)がベース、村岡夏彦がキーボード、関口シンゴ(Ovall)がギター、さらにコーラスにMegを迎え入れてのバンド編成だ。初日の公演で藤原は、最新EP「green」と「red」からはもちろんのこと、新旧織り交ぜながら、現在ロングヒットで公開中の映画「若おかみは小学生!」の主題歌となっている「また明日」や、「Sunny Day」などをパフォーマンス。
[Ad4]
全20曲をおよそ120分の内容で締めくくった。また、今回は初めての弾き語りツアー「ひとりぼっちでもさみしくnight」も仙台、山形、香川、熊本の4箇所でも開催し、お客さんとの距離が近い空間でのライブを展開。気さくなMCやリクエスト曲を即興でパフォーマンスしたりと、ワンマンツアー「yellow」とはまた違った趣向でのライブを繰り広げた。以下、「Sakura Fujiwara tour 2018 yellow」ツアーファイナルとなった福岡公演のライブレポートをお届けする。
あなたが藤原さくらというアーティストの存在を知ったきっかけは何だったろう。歌い手として、あるいは最初は女優として、もしくは映画のスクリーンで耳にした主題歌だったかもしれない。
デビューから3年半を迎え、あらゆる分野に挑戦しながら、それを糧にアーティストとしてのメインフィールドを耕してきた彼女。今回、『green』に続く2部作として発表された最新EP『red』を携え行われた全国ツアー「yellow」は、ホームグラウンドである福岡がファイナルを飾った。
