2018.11.06 公開
「待っていてくれてありがとう。 ほんとうにありがとう!」
コンサートの終盤、 ASKAは感極まり、 客席に深く頭を下げた。
11月5日、 「ASKA PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2018 - THE PRIDE -」で、 5年ぶりにASKAがステージに戻ってきた。
「一番心配なのは、 僕の気持ちの高ぶりです。 久しぶりにステージに立てるので、 こみ上げてくるはず。 いかに感情の高ぶりを抑えて、 最後までいいコンサートにするか。 自分に強く言い聞かせています」
2か月前に会ったときにASKAは話していた。
1曲目は「熱風」。
ネイビーのスーツにシャツ、 ネイビー&ホワイトのタイで現れたASKAは、 マイクとの距離をたくみにコントロールして、 丁寧に歌っていく。 喉の状態はいい。 声に力を感じる。 マイクから離れても歌は説得力を持つ。 そんなASKAのヴォーカルをオーケストラが温かく包み込む。
下手側で1人だけラテンテイストのパーカッションが励ますようにリズムを刻む。
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「今回のコンサートでは代表曲をずらりと歌います」
本人の予告どおり、 名曲・有名曲をずらり。
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