最初のクライマックスは前半に訪れた。 ショパンの「雨だれ」を使ったイントロから「はじまりはいつも雨」の歌い出しに、 客席の温度がぐっと上がった。
涙ぐむ客の姿も。
20分の休憩をはさんで再び現れたASKAは明らかにギアを上げた。 声が一気に輝きを増す。 「君が愛を語れ」「月が近づけば少しはましだろう」では、 天井を突き破るようなロングトーン。
この後ASKAはさらにもう一段ギアを上げた。
CHAGE and ASKAの1990年代の代表曲を立て続けに披露。
会場のボルテージは最高潮に。 ASKA自身も瞳を潤ませているのがわかる。 1階から2階へ、 オーディエンスが次々と立ち上がる。 歌う。 こぶしを振り上げる。 そんな会場の熱が冷めぬまま終演を迎えた。
ASKA PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2018 -THE PRIDE - はまだスタートしたばかり。 ツアーは北海道から九州まで8都市10公演、 12月まで発表されている。 東京は12月にまだ2公演ある。 さらに、 12月23日に静岡で追加公演が決まった。 2018年はASKA復活のショーで暮れていく。
【billboard classics ASKA PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2018 −THE PRIDE−】
東京:11月5日(月)東京国際フォーラム ホールA 開演19:00 【完売・終演】
大阪:11月14日(水)フェスティバルホール 開演19:00 【完売】
仙台:11月26日(月)仙台サンプラザホール 開演19:00
東京:12月3日(月)東京国際フォーラム ホールA 開演19:00
東京:12月6日(木)東京国際フォーラム ホールA 開演19:00
西宮:12月8日(土)兵庫県立芸術文化センター大ホール 開演17:00 【完売】
京都:12月10日(月)ロームシアター京都 開演19:00
札幌:12月13日(木)札幌コンサートホールKitara 開演19:00
横浜:12月15日(土)神奈川県民ホール 開演17:00 【完売】
福岡:12月19日(水)福岡サンパレス 開演19:00
