今年活動を再開したEXILEが21日、約3年振りとなる5大ドームツアー『EXILE LIVE TOUR 2018-2019“STAR OF WISH”』の東京ドーム公演で、東日本大震災で被災に遭った岩手・釜石市立釜石東中学校の生徒114名と共に、復興支援ソング「Rising Sun」のパフォーマンスを披露した。
今回の共演は、東日本大震災など被災地の復興を願うダンスプロジェクト「ダンスで日本を元気に! 夢の課外授業 中学生Rising Sun Project」の一環として実施。LDHが掲げる『エンタテインメントだからこそできる社会貢献活動』をテーマに、2011年に起こった東日本大震災をきっかけに発足した同プロジェクトは、EXILEメンバーがダンスの「先生」として、中学生に復興支援ソング「Rising Sun」の振り付けを教えるという内容で、これまでに約3,000人の中学生が参加している。
東日本大震災や熊本地震など、被災地の子どもたちに元気や夢を届け「日本を元気に」というスローガンを掲げプロジェクトに取り組んできたが、今年も日本各地で様々な災害があったことを受けて、改めて「ダンスの力で日本を元気にしたい」というEXILEの想いから、同中学校にオファーをした。
今年の8月19日には、被災以前に釜石東中学校が校舎を構えていた地に完成した「釜石鵜住居復興スタジアム」のオープニングイベントで、EXILEメンバーと共に「Rising Sun」のダンスパフォーマンスを行い、大きな反響があったばかり。
プロジェクトリーダーを務めるEXILE ÜSAは、「ほとんどの子がダンスを踊るのが初めてで、いきなりレベルの高い『Rising Sun』を踊ることに戸惑っている子もいました」と振り返りながらも、「僕らが初めて教えたその日からみんなで協力し合い、教えあったりしながら高め合ってくれて、その3か月後、釜石の復興スタジアムで見事なパフォーマンスを見せてくれました。それをEXILEメンバーが見て、本当に感動してくれて、『一緒にステージに立てたらすごく素敵だよね』と言ってくれたので、今回のコラボレーションが実現しました」と、共演の経緯を説明。
