2018.10.14 公開
大黒摩季、8年ぶりのオリジナル・アルバム「MUSIC MUSCLE」を 12月5日(水) にリリース!

大黒摩季  画像 1/3

かと思えば、アカデミックなクラッシックのフル・オーケストラをバックに歌い上げる壮大なるバラード、王道のJ-POP サウンドや80年代ニューミュージックを感じる曲、R&B、ラテン、アシッドJAZZ、AOR、ソウル、オルタナティブ、斬新なところでは、シャンソンのエッセンスを取り入れた曲など多種多様に渡る曲がカラフルに散りばめられ、本人曰くは

「 ソロの極み。 」

正にシンガーソングライター、ベテランミュージシャン・大黒摩季にしか作れない
“ 音楽のスーパー幕の内弁当 ” になっている。

それら一つ一つが音楽のためだけに鍛え上げられた心・技・体の
“ MUSIC MUSCLE ” から作り上げられていることを痛感させられる。

“ MUSIC MUSCLE ” とは、 ” 音楽筋 ” 。
つまり、スポーツ選手が勝負に勝つために、記録を更新していくために、日々自らをストイックに鍛え上げていくのに対してと同様、ミュージシャンにも“よい作品を作り上げ ”、またそれを“ライブ・ステージという場で表現していく ”ための筋肉が必要である。それを維持し更に追い込み鍛え上げるため、彼女を支える多くの愛... =“ LOVE MUSCLE ” を抱擁し循環してゆく心も鍛えあげることで、よりクオリティの高いレベルに上っていける。大黒摩季らしい思いがタイトルの意味するところである。

また、曲ごとのプロデュースや参加ミュージシャンも、ツアーのバンドマスターでありリードギターの原田喧太やLUNA SEAのドラムでもある真矢、ベースの徳永暁人(doa)、柴田敏孝、らツアー・メンバーを随所に起用しながらも大黒のCDデビュー作となったBeingのオムニバスアルバム「Royal Straight Soul」(1991年リリース)で共演した、ドラムの村上“ポンタ”秀一、キーボードの小島良喜、パーカッションの斎藤ノブなど大御所達も復帰のご祝儀の様に再び終結、と多岐に渡り、延べ200人近いミュージシャン達が参加している。今どき贅沢とも思える生演奏へのこだわりは、

『 6年休んでいる間に、音楽業界全体が安価で便利なデジタルに溺れ、心から演奏できるミュージシャンが減り、目指す若者も激減しているので、デジタルとアナログのクロス世代な私達が、デジタルの中で泳ぎつつも、日本の素晴らしいミュージシャン達の秘技を次世代に残して行かないと、日本の音楽シーンは更に衰退して世界に通用するものが無くなってしまう。身の丈からでも日本のミュージシャンの匠を残す義務が私にはあると思う。』

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