最初の部門【Dance PERFOMANCE】からライヴをスタートさせた4人は、リクエストの上位10曲の中から、2位の「Everybody」、3位の「Picasso」、そして1位の「Tell Me Your Name」を届けた。高く迫り上り、ゆっくりと動く透明な床のムービングステージの上で披露した「Tell Me Your Name」では、中央ステージの上に設置されたヴィジョンに、床下からのカメラアングルでセクシーな“床ダンス”が映し出され、オーディエンスは大きな歓声を上げていた。
2つ目の部門【Member choice Ranking】の1曲目はテミンチョイスの「Sherlock」。フォーメーションの素晴しさと男らしさを見せつけた「Sherlock」の後に続けて届けられたのは、オンユチョイスの思わず体を揺らしたくなるポップなリズムの「3 2 1」、フロアからのオーディエンスの掛け声がフックとなっていたキーチョイスの艶やかな「View」、阿修羅なダンス構成から始まった切れ味が魅力のミンホチョイスの「君のせいで」。間髪入れずに届けられた4曲は、メインステージを軸としながらも、花道へ走り出しての激しいダンスもあり、ハードなステージングに全力を注いだメンバーは、【Dance PERFOMANCE】【Member choice Ranking】と続いたその特別なセットリストに息を切らしてきたほどだった。
後半戦では、【Ballad Ranking】と【Favorite song Ranking】部門が届けられた。
【Ballad Ranking】では、上位10曲の中から、5位に選ばれた「1000年、ずっとそばにいて…」と、3位の「Keeping love again」、そして1位に輝いた「Colors of the seasons」が届けられたのだが、そのランキングが意外だったり、自分の好きな曲が入っていることへの喜びだったりと、ファン達が選んでくれたランキングに4人は新鮮な感想をのべていた。時おり目を閉じて、歌詞を一言ずつ大切に噛み締めるように歌った4人の歌声に、静かに聴き入っていたオーディエンスの姿がとても印象的だった。
激しく歌って魅せる曲も彼らの大きな魅力であるが、美しいコーラスワークを届けるバラードも彼らSHINeeの武器。このブロックでは、そんなSHINeeの実力をしっかりと見せつけた時間となった。
【Favorite song Ranking】では、2位に日本と韓国のSHINeeのデビュー曲「Replay〜君は僕のeverything〜」がランクインする中から、9位の「LUCKY STAR」、4位の「To Your Heart」、3位の「Kiss Kiss Kiss」、1位の「Diamond Sky」を届けた。オンユとキー、テミンとミンホに別れて気球に乗って会場の隅々まで楽しませながら歌った「LUCKY STAR」と「To Your Heart」、トロッコに乗って会場をゆっくりとまわりながら届けた「Kiss Kiss Kiss」、メインステージに戻り、手でダイアモンド型を作るオキマリのダンスで盛り上げた「Diamond Sky」。このブロックで彼らとオーディエンスが作り上げた景色は、とてもあたたかな瞬間となった。「Diamond Sky」で4人が背中合わせで円陣を組み、しっかりと手を結び合った景色からは、彼らがSHINeeとして深い絆で結ばれていることと、SHINeeとして強く前に進んでいこうとする堅い意志を伺わせるものだった。