2018.09.23 公開
藤井フミヤ、35周年記念・全国ツアーが東京国際フォーラムで開幕!

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藤井フミヤが全国ツアー"35 Years of Love"を9月22日(土)に東京国際フォーラムでスタートさせた。同ツアーは今年、デビュー35周年、ソロデビュー25周年を迎えた藤井フミヤが35周年にちなんで全国で35公演行われるもの。公演に先立ち、7月18日には3枚組50曲収録のベスト盤、FUMIYA FUJII ANNIVERSARY BEST “25/35”のL盤/R盤の2種類をリリース。今回のツアーでは同L盤/R盤に収められた楽曲から披露されている。

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公演はサポート・バンドのゆったりとしたブルージィなジャムセッションで16時過ぎに始まった。短いセッションが終わるとステージには黒いスーツに身を包んだ藤井フミヤが登場。『Welcome Everybody! Com'on RocK'n' roll!』のシャウトで、豪快なロックンロールナンバー「GIRIGIRI ナイト」がスタート。演奏が終わると『今日から35本のライブが始まります。35年も歌ってこれたのは、こうして皆さんが聴きに来てくれ続けたから』と、まずは客席に感謝の挨拶。

前半はアップテンポのナンバーで会場を温め、『俺が35周年ということは、弟も35周年!』と藤井尚之を紹介し「白い雲のように」など、藤井尚之が作った曲を歌う。この日のライブではフミヤのMCを挟んで、「親友」や「バラード」といったテーマに沿ったコーナーが設けられる。「Another Orion」等が入ったバラード・コーナーの前には、総立ちの客席に座るよう促す気遣いをみせ、広い会場の隅々まで響き渡るよう、朗々と歌い上げる。曲の合間に入るフミヤの美しいファルセット・ボイスに観客もうっとりと聴き入る。歌い終えると『バラードは胸を張って体を反って歌うから、腰に来るなぁ』とこしをさすりながらボヤき、会場を笑いに誘う一幕も。

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今回のサポート・メンバーは若手中心ながら、1970年代のアメリカのロックバンドを彷彿させる、無骨でソリッドな実に渋いサウンドを出す。藤井尚之を除き、いすれも初顔合わせのミュージシャンだそうだが、パーマネントのバンドかと見紛うばかりにフミヤとの息はぴったり。全体のアレンジもロック・テイストで統一され、カッコいいことこの上ない。

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