2018.09.20 公開
氣志團万博 2018、2日目の午後、MOSSAI STAGEに森山直太朗が帰ってきた。幻想的な前奏の中、美しいファルセットを響かせながら登場。雨上がりの涼しい空気に満ちたステージに相応しい『夏の終わり』を歌い始めると、観客たちは曲に聞き入りしんと静まりかえった。澄んだ空気に歌声が溶け、思わず鳥肌が立つ。
普段の気さくなイメージとはガラリと変わり、美しいメロディを紡ぐ神秘的なその姿。爆音上等なフェスの中に異空間が生まれ、袖ヶ浦の美しいパノラマがとてもよく映える。芝生から聞こえる秋の虫の音も交差して、一気に晩夏の空気に包まれる。
氣志團万博2018 森山直太朗 photo by 釘野孝宏 画像 2/6
氣志團万博2018 森山直太朗 photo by 釘野孝宏 画像 3/6
「どうも森山直太朗です!」手拍子とダンサブルなリズムに合わせ、2曲目『夕暮れの代弁者』が始まる。挑発的なサウンドとフーテンの風貌で先ほどの澄みきった空気を自ら壊し、煙に巻いていくようだ。ギャップがたまらない。
3曲目『愛羅武勇』のフレーズを歌い出すと、氣志團の楽曲に周りから歓声があがるが次第に歌詞がおぼつかなくなる森山直太朗に観客は笑いながら拳を突き上げる。そしてサプライズでステージには綾小路 翔が登場!
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