■女性専用エリアやパウダールーム、VIPラウンジ、フードなどホスピタリティーも充実!
女性専用エリアやVIPラウンジ、芝生のフリースペースにはエアクッションが用意されるなど今年もホスピタリティが充実し、来場者はみんな心地よさそうに過ごしていた。
今年も動きやすく、踊りやすいスポーティーなスタイルが目立っていた。その他、クールなモノトーンを基調にしたスタイルや、世界的にもフェスで流行しているエナメルやスケルトンを取り入れていた人も。また、小物使いもバラエティに富んでいて、各自思い思いのファッションを楽しむ様子が伺えたのも「ULTRA JAPAN 2018」ならでは。
■ULTRA JAPANの歩み、いまやカルチャー、ムーヴメントに
ULTRA待望の初上陸に多くのファンが歓喜し、日本国内でも大きな話題となった2014年。移り変わりの早いダンスミュージックシーンの最先端を取り入れ、なおかつRESISTANCEをいち早く開催するなど、2年目ながらその音楽性を大きく刷新させた2015年。トロピカルハウス界のスターKygoの初来日を実現すると同時にTiëstoなどを初招聘し、さらなる飛躍を遂げた2016年。当代きってのヒットメイカーThe Chainsmokers、世界最高峰のアーティストCarl Cox、さらには本家マイアミ「Ultra Music Festival」で人気のLIVE STAGEを新設するなど、高まる人気のなかでも守ることなく攻め続けた2017年。
そして、記念すべき5年目となる「ULTRA JAPAN 2018」は、よりバラエティに富んだサウンドを携えながら、新たなムーヴメントの開拓にもチャレンジ。さらには、音楽と並列でファッションやアート、パフォーマンスを掛け合わせた空間「Onitsuka Tiger Street in ULTRA JAPAN」も好評を博し、様々なカルチャーを巻き込んだ。コンテンツ、システム、ホスピタリティなど様々な面が年々進化していくなかで、「ULTRA JAPAN」というパッケージが大きく成熟。その結果が今回の成功へと繋がったと言えるだろう。「ULTRA JAPAN」は、ダンスミュージックフェスのエポックメイキングな存在として日本に新たなマーケットを創り、それが5年という歳月を経ていまやひとつのカルチャー、ムーヴメントとして定着しつつある。
ULTRA JAPAN公式サイト :https://ultrajapan.com
(ライター:杉山忠之 )
