スターダストプロモーションの若手アーティスト集団・EBiDANに所属する3人組ダンス&ボーカルユニット・さとり少年団が、リーダーである颯斗の生誕祭『we are SBC !! ~HAYATO 19th♥~』を9月16日に東京・Shibuya Milkywayで開催した。
昼夜2公演で持ち曲の全てを披露しながら、EBiDAN内でも知られる高いパフォーマンス・スキルを存分に発揮。生誕祭ならではの数々のサプライズに、夜の2部 では初の東名阪ワンマンツアーも発表して、満員のIROTAS(さとり少年団のファンの呼称)を歓喜と感動の涙で包んだ。
翌17日に19歳の誕生日を迎える颯斗は小学生からダンスを始め、さとり少年団を結成してからは2年間のストリートライブで経験を積み、先輩グループである超特急の楽曲振り付けのアシスタントをするなど、自他ともに認める“ダンスマスター”だけに、まずは自身 の振りつけによるダンスショーケースという初の試みからライブをスタートさせた 。3人の巧みなフォーメーションとシャープな動きで迫力満点に観る者を惹き込むと、1部では「ヘルプユー」に「WE/GO」と頭からシングル曲を投下。
さとり少年団 画像 2/9
「皆さん、今日は俺の生誕祭だ!」と エネルギッシュに、緩急の利いたダンスを音ハメ良く魅せてゆく。
場内 から漏れる「カッコいい……!」の声を受け、永玖の艶のあるハスキーボイスが映えるダイナミックに大人びた「BREAK ME DOWN」から、お馴染みの自己紹介曲「WE ARE SBC 2018」では“WE ARE SBC!”のコールにフロアは大揺れ。永玖と謙信が「誕生日おめでとう!」と颯斗を抱え上げて「颯斗は俺のものだ!」と取り合った最後に、「颯斗はIROTASのものだよ」と颯斗がキメて、黄色い歓声を浴びる今日ならではのアドリブもあった。
さとり少年団 画像 3/9
さとり少年団 画像 4/9
さとり少年団 画像 5/9
一方、1部のライブを締めくくった「I wanna say…」でチャーミングに幕開けた2部は、ハッピーからシリアスへと流れが真逆に。1曲目 から颯斗がタフに煽り立ててフロアのペンライトを大きく揺らした直後、颯斗&謙信もラップを聴かせる「gomenne」に、3人の歌声とダンスが美しくシンクロする「Stay Alive」と、切ないラブバラードをドロップ。その表情豊かな歌とダンスに大きな歓声と拍手が湧き、彼らの“表現者”としての高い意識を感じさせられた。
こうした本格派のパフォーマンスと親近感あるキャラクターのギャップも彼らの魅力で、ライブ前には誕生日仕様のワインレッドのスーツを身にまとった颯斗が、IROTASからの質問に答えるコーナーも。
“寝る前にすることは?”“生まれ変わったら何になりたい?”等のユルい質問から、“さとり少年団をどんなグループにしていきたいですか?”という問いには「さとり少年団じゃなきゃ楽しめない!と思わせるライブを毎回やりたい」と返答。一方、お茶の名産地・静岡出身であることにちなみ、せんぶり茶を罰ゲームにした山手線ゲームでは、本日の主人公にもかかわらず早々に負けて「ヤバい! 苦い!」と絶叫する場面もあった。
そういった飾らない姿を素直に見せてくれるのも、ファンには嬉しいこと。さらに生誕祭ということで、後半戦では今までIROTASが見たことのない顔まで披露されることになった。









