2018.09.16 公開
9月15日、『氣志團万博 2018 〜房総爆音爆勝宣言〜』初日に和田アキ子が登場し、2015年以来、3年ぶり3回目の出演を果たした。ソウルゴッドシンガーと称される和田アキ子の降臨で緊張の空気が張り詰める中、綾小路 翔に声をかけられた2014年が歌手生活、約半世紀のなかで意外にも初の野外フェス出演だったと明かす。
「翔の野郎、いろいろなやつに『和田のフェスバージンを奪った男だ』と言ってるらしいけど覚えておけ、ライブ終わったあと」と会場中から笑いを取る。さらにそのことがキッカケで2018年10月『和田アキ子50th ANNIVERSARY・WADA fes〜断れなかった仲間達〜』を初開催するまでになったようである。「私のフェスの原点はここです、楽しみに戻ってきました!」と高らかに喜びを表に出す。一気に会場中の緊張が緩んだところで、自己紹介がてらに名曲『真夏の夜の23時』『笑って許して』『古い日記』を歌唱。
氣志團万博2018 和田アキ子photo by 青木カズロー 画像 2/6
ソウルフルな声は抑え気味でステージ左右、ランウェイ最前を歩きながら、観客の顔をゆっくり見ていく。
ライブ序盤が終わると和田アキ子は8月に亡くなったソウルの女王アレサ・フランクリンの存在を口にする。「和田アキ子は歌を歌い50年。ルーツはブラックミュージックです。今でも勉強しています。その中でも崇拝してるのがソウルの女王・アレサ・ークランクリン。彼女はハイボイスで。私はローボイスなんですけど。追悼の意をもって『Rock Steady』を歌わせてください」
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