2018.09.09 公開
勢いを加速させるように2人が届けたのが『涙2』。駆ける演奏の上で、込み上げる想いを歌にぶつけるサンプラザ中野くん。その横では、パッパラー河合が重心を低く構え、ズクズクとしたギターの音を刻み続けていた。彼らの姿へ、雄々しい叫び声を返す観客たち。黄色い声よりも野太い叫びが多いのも特徴的だ!
「水玉の服を着てランウェイを歩くのが夢でした」と語ったのは、パッパラー河合。コミカルなMCも挟みつつ、最後に2人が届けたのが、爆風スランプの顔とも言える『Runner』だ。今や小学校の運動会で流れ続ける定番曲という理由もあり、会場に足を運んだ人たちもみんな楽曲をしっかり熟知。パッパラー河合の奏でる印象的なギターフリに熱いエールを贈れば、サビでは、誰もがサンプラザ中野くんと一緒に「走る走る俺たち、流れる汗もそのままに」と会場を揺さぶるほど?!の声で熱唱。場内から無数に突き上がる拳。まさに熱いイヘントに相応しい幕開けを2人は飾ってくれた。
(取材/文:長澤智典)
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