2023.02.13 公開
【WRC】ラリー・スウェーデン第2戦、マニュファクチャラー選手権首位を守る

69号車(カッレ・ロバンペラ、ヨンネ・ハルットゥネン)(※提供写真)  画像 1/5

【WRC】ラリー・スウェーデン第2戦、マニュファクチャラー選手権首位を守る33号車(エルフィン・エバンス、スコット・マーティン)(※提供写真)  画像 3/5

【WRC】ラリー・スウェーデン第2戦、マニュファクチャラー選手権首位を守る33号車(エルフィン・エバンス、スコット・マーティン)(※提供写真)  画像 4/5
エルフィン・エバンス (GR YARIS Rally1 HYBRID 33号車)
タフな週末で、自分たちが期待していたような結果にはなりませんでした。個人的にはクルマになかなか自信が持てず、その上、いくつかミスもしてしまいました。そのような状況を考えれば、少なくともポイントを獲得できたことを喜ぶべきですが、私自身はより高いパフォーマンスと結果を得るためにラリーを戦っています。ラリーを終えて、いくつか改善できるエリアが見つかり、今後に向けて作業を進めることになりますが、スウェーデンは常に特殊なイベントなので、今はメキシコに向けて、グラベルラリーに開発の焦点を合わせる必要があります。

【WRC】ラリー・スウェーデン第2戦、マニュファクチャラー選手権首位を守る18号車(勝田 貴元、アーロン・ジョンストン)(※提供写真)  画像 5/5
勝田 貴元 (GR YARIS Rally1 HYBRID 18号車)
週末を通してクルマはとてもいいフィーリングでした。金曜日のアクシデント後、クルマを修理してくれたチームのおかげで、土曜日と日曜日のステージでは今後に役立つ多くの経験を積むことができました。しかし、残念ながら今日はラリーを走りきることができませんでした。パワー不足を感じるようになり、エンジニアがクルマのデータをチェックしたところ問題があることがわかったので、ラリーを続けることができなかったのです。今回、良い結果を出すことができずチームに申し訳なく思いますが、次のラリーでは良いパフォーマンスを発揮できるように頑張ります。


ラリー・スウェーデンの結果
1 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (フォードPuma Rally1 HYBRID) 2h25m54.4s
2 クレイグ・ブリーン/ジェームズ・フルトン (ヒョンデ i20 N Rally1 HYBRID) +18.7s
3 ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ (ヒョンデ i20 N Rally1 HYBRID) +20.0s
4 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +25.1s
5 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID) +1m24.0s
6 ピエール=ルイ・ルーベ/ニコラ・ジルソー (フォード Puma Rally1 HYBRID) +5m59.0s
7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (ヒョンデ i20 N Rally1 HYBRID) +7m42.4s
8 オリバー・ソルベルグ/エリオット・エドモンドソン (シュコダ Fabia RS Rally2) +7m48.1s
9 オーレ・クリスチャン・ベイビー/トシュテン・エリクソン (フォルクスワーゲン Polo GTI R5)+8m30.4s
10 サミ・パヤリ/エンニ・マルコネン (シュコダ Fabia RS Rally2) +9m03.2s
R 勝田 貴元/アーロン・ジョンストン (トヨタ GR YARIS Rally1 HYBRID)
(現地時間2月12日14時30分時点のリザルトです。最新リザルトはwww.wrc.comをご確認下さい。)


【次回イベント情報】
WRC次戦は、3月16日から19日にかけて開催される、第3戦「ラリー・メキシコ」。2020年大会以来の開催となるこのラリーは、今シーズン最初のグラベルイベントであり、以前と変わらずメキシコ中央高地の都市レオンにサービスパークが置かれている。レオン周辺に設定されるステージは全体的に標高が高く、最高地点は2,747mに達するなど空気が薄い状態での走行となるため、エンジンのパワーダウンをいかに抑えるかが重要なポイントになる。また、気温も摂氏30度前後と高く、ドライバーだけでなく、エンジンに関しても非常に厳しい1戦として知られている。

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