2022.04.29 公開
高校生日本一を決める「ベストオブティーン」神奈川県代表は関素花さんに決定!

「ベストオブティーン」神奈川県代表に選ばれた関素花さん(※提供写真)
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———あなたの『心の美の秘訣』をついて教えて下さい。
「どんな人にでも、相手の心に共感し、寄り添うことができるように努力しています!そして、『当たり前の事に感謝できる。』ということもとても私が大切にしていることです。」

———あなたのチャームポイントを教えて下さい。
「鼻の真ん中にあるホクロ!目が大きい!明るくて元気ハツラツなところです!」

高校生日本一を決める「ベストオブティーン」神奈川県代表は関素花さんに決定!「ベストオブティーン」神奈川県代表に選ばれた関素花さん(※提供写真)
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———今までで一番頑張ったことを教えて下さい。
「私にとっては、今までの人生で選びきれない程頑張ってきたことがあるのですが、
強いて言うなら、中学時代に女子校に通っており、弓道部で全国優勝を果たしたこと、その中学校生活の中での勉強や礼儀作法、友達関係など、辛くても諦めず、1日も学校を休むことなく卒業したということです。ですが今でいうなら、摂食障害という病気を抱えながらも学校に通学し、今夢に向かって、自分のやれることを精一杯しながら、生きている。ということです。」


———憧れている(目標にしている)人を教えて下さい。
「私が尊敬しているのは、お釈迦様の遺言の教えである ねはんきょうを紐解かれ仏教を解かれた宗教家、伊藤真乗大僧正です。この方はとても心が広く、自分のお命をかけて、他の為に生きた方です。自分より、他のため。また、仏教を解かれながらもキリスト教やイスラム教などの宗派の違う方々とも交流が深く、宗派を超えて世界に手を差し伸べられた方です。」


———SDGsや社会貢献に対しての考えや実践していることを教えてください。
「SDGS目標3には【全ての人に健康と福祉を】とあります。しかし、それが達成出来ていないことが現実です。私は摂食障害、hsp、軽うつ病をわずらっています。やはり全世界の人に病気を全て理解してもらうのは難しいですが、仰天ニュースやフィギュアスケートの選手などのテレビの影響で、最近では摂食障害という言葉も耳にすることが増えていると感じました。この病気をもっともっと多くの方に知ってもらいたい。精神疾患をわずらっている子達の気持ちは中々病気を体験した方にしかわかりません。今では誹謗中傷なども沢山あります。ですから、その子達がもっと住みやすい世の中になって欲しい。と私を含め周りの精神疾患をわずらっている友達もそう願っています。私が今している事としては精神疾患をわずらっている友達の相談をきいて少しでも共感し支えていることです。
私の周りにはうつ病、引きこもり、hsp、摂食障害、起立性調節障害、で学校に行けなくなっている子が沢山います。
ですから、私がこの機会を通して全国の精神疾患の子たちを代表して、発信していきたいんです。」

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———高校生だからこその、社会に伝えたいメッセージはありますか?
「先程の続きにはなりますが、精神疾患になる子のほとんどは、まっすぐで完璧主義で繊細。な子がほとんどなんです。そんな子達が病気になってしまった。病気になってしまったことは悪いことなのですか?私は毎日、『なんで私がこんな想いをしなきゃならないのだろう。』と考たりします。
精神疾患の子たちは真面目で繊細な子だからこそ誰にも言えない、相談できない、なんてことがほとんどなんです。
今の時代、誹謗中傷も沢山です。
助けを求めてSNSに呟いてみたら、炎上。なんてことも多々あります。『どうせ言ってもわかって貰えない。』そう思うんです。だから精神疾患の子達は自分を隠してみんな一生懸命今日を生きています。私も高校ではずっと病気の事を隠して、普通の女子高校生を演じていました。『なんて生きにくい世界なんだ。』と、私の周りの精神疾患の子たちは口を揃えて言います。例えば、私の友達のうつ病の子は、『ダラダラなまけているだけだ』と、先生や親に言われ、苦しんでいます。中々理解しにくい病気なのです。こういった精神疾患はいつ誰がなってもおかしくない病気なんです。病気への理解を深めて行くことでみんなが住みやすい世の中をみなさんで作っていきませんか!!!」


———将来の夢、今後について教えて下さい。
「今後については、コンテスト後、モデル、タレントとしての方向へと向かって有名になり、私の想いを伝えられる場をふやしていきたいです!、まだ決まってませんが、獣医師、CA、などになりたい!国家資格が欲しい!とも考えたりしています。それらを目指しつつ、日々の生活で、私の友達など私の身近な人、今まで出会ってきた人に限らずこれから出会う方々、精神疾患を持った子に限らず、困っている子1人1人の味方になってその人がどうしたら少しでも楽になれるか、私が味方になって、助けてあげたい。そう思っています。綺麗事を言いたいんじゃないです。私は本気でみんなの味方になりたいんです。」


———ベストオブティ―ン日本大会へ向けての意気込みをお聞かせください。
「今よりもっと寄り良い世界になって欲しい。という強い想いをしっかりぶつけたいです。今私が抱えている病気はWHOで、難病指定されている病気です。ほんとに辛いです。毎日病気を恨んでしまいます。しかし、病気から学んだ事が沢山あります。
病気という経験をした私にしかできないことがあります。精神疾患の子たちの気持ちをわかってあげられる立場に慣れていること、この経験は、私の宝であり、一生の財産です。わたしなら、絶対にみなさんに理解してもらえる自信があります。誠心誠意、このコンテストを通して、私が世界に広めて行きます。そして、沢山の事をここで学びこの経験を自分の宝にして、これからの人生に役立てていきます!!!」

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