色々あった2025年も、残すところあとわずか。今号の『アップトゥボーイ』の特集を考えていたとき、数多くのグループアイドルの中で、弊誌の2025年のグラビアを飾ってくれた人数が多いのは、どのグループだろう?という素朴な疑問が浮かんだ。その答えは、「僕が見たかった青空」。今年リリースした3枚のシングルではすべてメインメンバーが変わり、『アップトゥボーイ』には延べ26人のメンバーが登場してくれた。僕青にとっては変化と来年の飛躍への期待を感じさせてくれた2025年を『アップトゥボーイ』のグラビア企画で振り返りたいと思う。
【写真】「僕が見たかった青空」を彩った3人のメインメンバーが表紙に登場した『アップトゥボーイ Vol.358』(5枚)
表紙を飾るのは、金澤亜美、杉浦英恋、八木仁愛の3人。ファンの皆さんならお分かりの通り、今年発売された3枚のシングルでメインメンバーを担当した3人が集まってくれた。年末ということで真っ赤なドレスに身を包んだ彼女たちの、少しオトナっぽい表情に注目して欲しい。巻頭20ページのグラビアでは、それぞれがメインメンバーを務めたシングルのアートワークから着想したミニソログラビアも併せて収録。そして、インタビューは敢えて1人ずつじっくりと、それぞれにとっての2025年について聞いた。
続いてのグラビアに登場してくれるのは持永真奈。ご存じの通り、今年末でグループから卒業する彼女にとっては本誌に登場するのもこれが最後。僕青として、アイドルとしての集大成を感じさせる、青のロングドレスで撮影した写真と、普段着に近いような衣装で街中を散歩する、飾らない笑顔での写真が交錯する、最後に相応しい8ページになっています。思えば、彼女にとって初めてのソログラビアも『アップトゥボーイ』。アイドル人生の最後まで全力で走り切ろうとしている彼女の熱い想いを受け止めてほしい。
さらに、塩釜菜那と柳堀花怜の2人も誌面に登場。デビュー当初からリーダーとしてグループをまとめてきた塩釜菜那と、今春から副リーダーとしてリーダーをサポートする役割を担った柳堀花怜。グループ愛、そしてメンバー愛が誰よりも強い2人に、今年の僕青×アップトゥボーイグラビアを振り返ってもらうことにしました。各グラビアの未公開カットから彼女たちが気に入った写真を選んでもらいつつ、それぞれのメンバーにとっての2025年を、2人の視点から振り返る、10ページの座談会となっている。
金澤亜美(僕が見たかった青空)インタビュー抜粋
・今回は仁愛ちゃんや英恋ちゃんと3人での撮影になりました。これまでメインメンバーを引っ張ってきた2人のことを、亜美ちゃん自身はどんなふうに見ていますか?
「仁愛ちゃんは、やっぱりグループのど真ん中にいる子だなと思います。歌もダンスも本当に上手で、パフォーマンス面ではいつも頼りにしています。(中略)英恋は、とにかく感受性が豊かで表現者という言葉がぴったりの子です。(中略)実は、私がなりたかったアイドル像って、英恋みたいなタイプなんです。ショートカットの女の子が昔から好きで、ああいう雰囲気にすごく憧れていたんです。いいなあ、羨ましいなと思うこともあります(笑)」
・では、'26年の抱負を聞かせて下さい。
「グループとしては、もっと多くの方に僕青を知ってもらって、ライブやイベントで直接お会いできる機会も増やしていけたらいいなと思っています。個人的には、メンタル面も含めてもう少し強くなって、どんなステージでも自信を持って立てる自分になりたいです(笑)。それから、モデルのお仕事や、また新しい表現に挑戦できるチャンスがあれば、一つひとつ大事にしていきたいです」
杉浦英恋(僕が見たかった青空)インタビュー抜粋
・今回の撮影で一緒だった仁愛ちゃんと亜美ちゃんの印象や、一緒に活動していて刺激を受ける部分などを教えてもらえますか?
「仁愛ちゃんはずっと私の憧れの人だと思います。ステージングの天才だし、ダンスも表現力も本当にすごくて。全員曲では後ろから背中を見ていることが多かったので、そのすごさを誰より近くで感じてきたつもりですし、こんなふうになりたいとずっと目標にしている存在です」
(中略)亜美ちゃんについては、一緒に活動していて感じることはありますか?
「亜美ちゃんは、生まれたときからアイドルになることが決まっていたんじゃないかって思うくらい、天性のものを持っている子。(中略)今はグループの入口としてたくさんの方に見つけてもらっているので嬉しいですし、近くで支えたいなと思っています」
・最後に来年はどうなっていきたいですか?
「私、来年18歳になるんですけど、(中略)18歳でキラキラスーパーアイドルになるっていう目標を立てたんです(笑)。(中略)アイドルに向いてない気がするなって思うこともあるんですけど、3年目に入って、ようやくやっぱり私はアイドルとして生きたいんだなと実感していて。自分で選んだ道なので、せっかくならキラキラスーパーアイドルになってやろうじゃないか! って思ってます」





