体づくりなどの事前準備は行わなかったそうで「今までの写真集とは違って文章で自分を表せるということだったので、何も考えなかったですね。普通はダイエットに励んだりすると思うんですけど、アイドルをやり終えた自分を残したいと思っていたので、ありのままの自分で挑みました」と説明。「撮影中は決めカットを撮らずに、私が書き上げていく文章を前さんが読みながら撮影されていて、対話をしているうちに撮られている写真が多かったです」と明かした。
数ある写真の中からお気に入りのカットを教えてもらうと「那須ハイランドパークで撮った1発目の写真です。『あれに乗りたい』と言って撮ってもらった写真で、私は撮影についてはいい顔になるまで時間がかかるタイプなんですけど、前さんは会話をしながら撮影をして下さる方だったので、この時はすごく自然体に撮れていて素敵な笑顔だったので選びました」と回答。
そんな大場にフォトエッセイを自己採点してもらうと「私にとってはここまでたくさんの文字を書き上げて残すことができたので90点。あとの10点は皆様からもらいたいな」と笑顔で答えた。
また、今後については「やったことのないことがまだまだたくさんあるので、エンターテインメントに限らず挑戦していきたい。アイドルになってからしばらく勉強をしていないので、何かに役立つ資格を取るのもいいかもしれません。30歳になってみて、30代ってまだまだ若いなと気付きました」と目を輝かせた。
最後に、「今回の本は私や周りのメンバーを好きだった人も読めるような本になっています。何かを暴露しているわけではありませんが、メンバーだからこそ思っていたことを本に書かせてもらったので、青春時代に少しでも楽しんでいた方にはぜひ読んでいただきたいなと思います。13年間ファンの方たちの応援があったからこそ、このフォトエッセイができたと思うので、これからも応援していただけたらうれしいです」と語り、イベントを締めくくった。