2022.04.10 公開
DA PUMP・KENZOがエッセイ発売イベントに登場

「KENZOエッセイ GIFT」KENZO/著(東京ニュース通信社刊)  画像 1/9

DA PUMP・KENZOがエッセイ発売イベントに登場「KENZOエッセイ GIFT」KENZO/著(東京ニュース通信社刊)  画像 3/9

ダンスを志す子供たちに本書の見てほしいポイントについて「ダンスってただ踊るだけ、 体を動かすだけ、 身体表現をすればそれが身になって返ってくるか、 ということじゃないというか。 ダンスを表現する前に、 人としてあるべきだし。 自分の体が身体言語なので、 自分が経験してきたものすべてが踊りに表れると思うので、 例えばこの書籍を見て、 何か気づきだとか発見っていうものが表れて、 自分のダンスに対してまた感覚が変わってきたりとか。 映画を観るのでもいいと思うんですよ。 誰かと話すでもいいですし、 ダンスレッスンを受けるだけじゃない、 違う環境も、 すべてライフスタイルからダンスというものが構築されているということを、 知っていただきたいなと思いました」と答えた。

また、 パリ五輪からブレイクダンスが採用されるが、 「世界を目指す方には必ず見てほしいです。 ダンスの審査の基準がわかるんじゃないですかね?世界大会のダンスの審査の基準と、 ダンスってどういう感覚で評価しているのかなとか。 親の世代から言ったら、 ジュニア教育の問題だと思うんですよ。 ただダンスをやらせる、 一流のものを学ばせる以外にもできることのヒントがここに隠されているんじゃないかなと思います」と答えた。 読めば金メダルを獲ることができるかという質問に対しては「まあ、 金メダルには近くはなると思います。 ちょっと企業秘密的なところもありますけど(笑)」と、 笑いを誘った。

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タイトルである「GIFT」への思いについて、 「『GIFT』という言葉自体は、 何かを渡したりとかそのような意味だと思うのですが、 僕自身が様々な『GIFT』を頂いているというか、 愛を頂く中で自分自身が成長することができています。 DA PUMPとしては『U.S.A.』という楽曲で多くの方々が愛してくれたからこそ、 書籍を出すことができたり、 ステージにも立てるというのがあります。 そのような『GIFT』を頂いてきているので、 この書籍を通して自分の半生だったり、 夢を追いかけた少年がまだ夢を追いかけている姿を見ていただいて、 何かを感じ取ってもらえる、 自分からの『GIFT』になればなと思います」とタイトルに込めた思いを語った。

地元・福岡での撮影された際の思い出深いエピソードについては、 「自分の実家の前の田んぼの中での撮影ですかね。 田んぼの中で撮影できたというのが凄く嬉しかったのと、 オフショットを撮ってくれた方の中に僕の幼馴染がいるんですよ。 東京に出て、 映像の仕事をやっていて、 田んぼで肩を組みながら『一緒にやってきてよかったよね、 夢を追いかけてきて良かったよね』という風に言い合ったのが、 僕の中では歴史の一ページになったのかなと思いましたね」と感慨深げに語った。

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さらに本書には、 KENZOの熱望で実現したEXILE HIROとの特別対談も掲載されている。 「『昔から見てたよ』と言っていただけたのがすごく嬉しかったです。 僕も好きで使う言葉なのですが、 HIROさんも『社会貢献』という言葉を常におっしゃっていて、 ダンスで世の中の人を幸せにできる何かを作りたいという『社会貢献』の感覚が、 自分と通ずるものがありました。 HIROさんも『俺と似た感覚の子だなとずっと思ってた』とおっしゃって下さって、 話していることも共感することが多く、 アドバイスも下さりました。 HIROさんの言葉のすべてが、 自分にとっては宝物でしたね」と振り返った。

また、 DA PUMPのメンバーからの反響を聞かれると、 「めちゃめちゃありました。 まずは『おめでとう』という一言が先にきまして、 メンバーのSNSの投稿では『KENZO先生』と書かれていました。 『KENZO先生が本を出しました』みたいな…。 次の日のリハーサルでは、 すごく気を遣われるという…。 巨匠、 もしくは先生の扱いを受けました。 巨匠じゃないですけどね…。 ISSAさんは『書籍になるってすごいことだよ』と言ってくださいました。 メンバーはみなさん先輩なので、 自分より先を長く生きてきた先輩たちに『おめでとう』や『先生』って言っていただけることが、 嬉しいの一言です。 ISSAさんの一言に憧れてグループに入っているので、 今こうやって書籍を渡して『お前すごいな』って言ってもらえるのは、 約14年の月日の中で嬉しい出来事になりました。 これからはDA PUMPの書籍担当でいきたいと思います!」と笑いを誘った。

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