2018.05.16 公開
佐竹のん乃:私はもともとアイドルが好きで、かっこよくてちょっと闇のある曲が好きだったんですよ。初めてこの曲を聴いたときは、きた! こういう曲が歌えてすごくうれしいと思いました。実際に歌詞を読んでいくと、恋愛に形なんてないって出だしにもあるんですけど、同性の恋愛だったり世の中にはいろんな形の恋愛があるじゃないですか。そういう恋愛をされてる方がこの曲を聴いたときに、勇気付けられたり共感してくれたりしていただけたらなと思いました。どんな恋愛の形があってもいいんだよっていうのを、世の中の人に伝えたりできたらいいなって思ってます。
──これは恋愛をテーマにしてますが、人それぞれの生き方を肯定してる歌って感覚もありありますね。
佐々木舞香 :それはありますね。
──あと、ドラマ風のミュージックビデオが最高ですね。撮影のエピソードを聞かせてもらえますか。
佐々木舞香 :最初に、ひとみ(高松瞳)の“ずっと見つめていたい”ってセリフがあるんですけど、そのときの映像が風に吹かれて、ウフフ、アハハって言ってる感じの映像になってるんです。私は前髪が命の人なんですけど、セットして撮影に入ったら、送風機でファーンって一気に前髪がなくなっちゃうくらい風を当てられたんです(笑)。その中ですました顔でひとみと触れ合ってて、これがどういうシーンになるんだろう?と思いながら撮影してたんです。でも、できあがりを見たら、ほんとにきれいに撮ってもらっていて、あと風も、少女たちの秘密感がいい感じの引き立たせてくれてました。ひとみの表情とか手の絡まり感とか、すごくいい雰囲気になってよかったって思いました。前髪飛んだ甲斐がありました(笑)。
──百合的なのもあり、先生との禁断の恋とか裏切りもあったりと世界観がすごく面白いですよね。
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