2024.02.28 公開
Q:ご自身のキャラクターに通じるところはありますか?
田中美久:正直なところとか、素直なところは似ているなと思います。
あとは繊細。意外と繊細なところも似ているかもしれないです。
だから「役」だとしても、相手から言われる一言一言で私は傷ついていました。
かわいそうだーって思いながら(笑)
Q:いろいろな撮影シーンがあったと思いますが、印象に残ったシーンはありますか?
田中美久:印象に残ったシーン……「初の○○シーン」というのがありまして。
私的にはどうすればいいのか、初めてのことで何も分からなかったので。
本当に監督さんの指示を聞いて、どうやったら上手くできるのか、
ちゃんとしっかり違和感なくできるのかという追求をしていました。
Q:現場での共演者とのコミュニケーションや雰囲気はいかがでしたか?
田中美久:宇垣さんとお喋りしていました。宇垣さんが本当に優しくて……。
みんなでご飯の話をしたり、楽しくていい現場でした。
Q:この作品をどんな人に見てほしいですか。
田中美久:幅広くいろんな世代の方に見てほしいです。
コンプレックスを抱えている人にも見てほしいですね。
みんなが「オモシロイ!」と思ってもらえるような作品になるんじゃないかなと思うので、
ぜひハラハラドキドキしていただけたらと思います。
Q:HKT48を卒業されていますが、メンバーから反応はありそうですか?
田中美久:撮影時は、スチールを撮っている時は現役だったんですけど、
○○シーンをしたりする時は卒業していたので、メンバーはあまり知らないですね。
でも公開されたら「わー!みくりんが……!」ってなると思います。はい(笑)
Q:このドラマを通して、自分自身が成長できたと思えることはありましたか?
田中美久:寒さに強くなりました。本当に寒くて、風も強くて。
あと、監督さんに「さらに勘が良くなった」と言われました。
元々勘が良かったのですが、その監督さんが求めているものを1発でやってくれるようになったね
と言ってもらえて。この作品を通して、勘が良くなったんだなと思いました。
試行錯誤して、どういう絵が欲しいんだろう、 どういう演技が欲しいんだろう、
どうしてほしいんだろうということを考えながら撮影していたので監督さんが
意図しているものと一緒というのは嬉しかったですね。
Q:台本はある程度覚えていくのか、それともアドリブもいけるのか、演技についてはいかがでしたか?
田中美久:私はもう不安だったので。全部セリフを頭に入れていたんですけど、
ここのセリフは変えた方がいいなとか、こういうセリフだったり、
こういう言い回しの方が良くないですか、というのは現場で伝えていました。
逆に監督さんが変えていく感じでしたので。100は覚えていかないけど、60は覚えて、
40はアドリブでやっているという感じでした。アドリブというか、
その場のテンションで自分で考えた演技でいくと、他の演技ができなくなってしまうので。
相手がどういう演技で来るかで自分のやり方も変わるから、60ぐらいでいきました。
Q:HKT時代、話したり進行役をしたりすることはありましたか?
田中美久:ないですね。基本的にはキャプテンが喋ります。
ドラマ「最高の教師」に出演してからは、 演技でみんなに刺激を受けることが多くて。
そこで学ぶことは多かったです。演技をもっと頑張りたいな、悔しいなって思いが大きかったし。
そしてこの作品を通しても、さらに頑張りたいなと思います。強くなりましたね。
Q:憧れの俳優さんはいますか?
田中美久:最高の教師に出演されていた松岡茉優さん、やっぱりすごいなと思います。
Q:今後は俳優、タレントとして活躍されていくと思いますが、ご自身で理想はありますか?
田中美久:憧れられる人になりたいなと思います。たくさん演技をしていく中で、
「わ!すごい」「羨ましいな」「上手だな」と思う方が多すぎて。
憧れてばかりだったので、次は自分も憧れられる存在になれたらいいなと思います。
Q:HKT48時代は福岡で活動されていましたよね?
田中美久:そうですね、福岡です。出身は熊本ですが福岡でずっと活動していて。
福岡に住んでいて東京に来たという感じです。
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