【動画】UNISON SQUARE GARDENにインタビュー!「『10% roll, 10% romance』はバンドとして新しい境地に達したような、とても軽快でポップな良い曲で自信作!」
8月9日にニューシングル『10% roll, 10% romance』をリリースしたUNISON SQUARE GARDEN。
斎藤宏介、田淵智也、鈴木貴雄の3名がWWSチャンネルのインタビューに応じ、今回の新曲の音楽性や、10月より始まる全国ツアー『UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2017-2018「One roll, One romance」』への意気込みを語ってくれた。
斎藤宏介:『10% roll, 10% romance』という曲なんですけれども、彼(田淵)が詞曲をUNISON SQUARE GARDENはほぼ全部作っているんですけど、歌っている身としては、今まで以上にテンポが速くて譜割りが細かくて、なかなか難易度の高い曲をまた持って来たなという感じだったんですけど。でもそれを感じさせないような良いメロディであったりとか、あとはバンドの個性みたいなところ、UNISON SQUARE GARDENの強みみたいなところを思いっきり遠慮なく詰め込めたので、聴き応えのある重厚な曲になっていると思います。田淵君はどうですか?作ってみてどんな曲になっていますか?
田淵智也:まあ本当に「こんなに速い曲を作ってバンドで演奏出来るのかしら?」というような半信半疑なところもあったんですけど、やってみると「我々なら出来る」という新しい境地に達したような気はしています。とても軽快でポップで良い曲なんじゃないかと思っています。自信作です。
斎藤宏介:貴雄は聴いた時に「100点満点だ」って言っていたけど
鈴木貴雄:いや~、もう110点ですね!
斎藤宏介:(笑)
鈴木貴雄:10%
斎藤宏介:増しで
鈴木貴雄:増しですね。消費税も10%にならない といいですよね
田淵智也:いつかなる
斎藤宏介:何の話?(笑)
斎藤宏介:ちょっと個人的な話になるんですけど、僕らずっとワンマンツアーを半年ぐらいずっとやり続けていたんですね。それはそれで素晴らしい時間だったんですけど、やっぱり自分達だけだと気づけないような事を対バン相手に気づかされた事が凄く多くて。僕らの自主企画なのでツーマンライブで相手を誘った時に、そのバンドの次に僕らがライブをする事になるんですけど、やっぱり僕らがちゃんと尊敬の気持ちを持って誘ったバンドだけあって凄いライブをする人達ばかりで。そういう人達に火をつけられた中、ライブをするっていう環 境が凄くヒリヒリしましたし、改めて「UNISON SQUARE GARDENとは何か?」みたいな、その真ん中にあるものに気づかせてもらったっていう非常に貴重な経験でした。
鈴木貴雄:楽屋裏でも対バンしていると言いますか、ステージ上だけじゃなく。例えば「ああ、この人凄いポップで良い雰囲気を出して回りを盛り上げてるな」とか、めちゃくちゃ楽屋を綺麗に使うとか。
斎藤宏介:あー、それ重要だね!
鈴木貴雄:ケータリングのスープを取る おたまとかをちゃんと揃えて置くとか
斎藤宏介:重要
鈴木貴雄:そういうところの学び
斎藤宏介:勉強になるね。(田淵へ)どうですか?
田淵智也:やっぱりリスペクトして呼んだバンドなので仲良しこよしアピールをしなくても勝手に良いライブが2つ見せられるというイベントが出来たんじゃないかなと思っていて。そういう意味では我々もキャリアをそこそこちょっと積み重ねてきたバンドだから呼べるバンドだったり、だから見せられるライブだったりっていうのを出来たんじゃないかなと思っていて「ツーマンって良いな」って思ってくれる人が少しでも増えたらなと思っています
斎藤宏介:純粋に新曲を披露する場が沢山あるっていう事が嬉しいっていう感じですかね。今年ツーマンツアーを回ってみて改めて思ったんですけど、やっぱりワンマンライブに還元する経験をしたなと思っていて。ワンマンライブの完全にUNISON SQUARE GARDENだけのステージで、ちゃんと1曲目からストーリーを作って最後の曲まで見せていくっていう事が出来たら良いかなっていう風に思っています。(2人の顔を見る)
鈴木貴雄:何?(笑)
斎藤宏介:顔色をうかがって(笑)。何か間違った事言ってないかなと思って
田淵智也:合ってる合ってる
鈴木貴雄:間違った事を言ってるところを聞いた事が無い。常に110点をとる斎藤宏介、10%盛りで。
斎藤宏介:ありがとうございます(笑)