2022.07.01 公開
【インタビュー】関根優那、舞台「ままない」で熱演する女子高生・白波瀬巳緒は「信念を持つ真の強さを感じられる子」

関根優那(C)WWSチャンネル  画像 1/5

私の演じるキャラクターは一方的に話しかけていくんですが、主人公の気持ちになってみると、より入って行きやすいかと思います。登場人物のキャラが根暗とギャルとオタクなので、交わることが無さそうで。オタクの子は基本的に明るくて。主人公は暗いんです。周りの私たちがはっちゃけて、その中に主人公が入ってきて巻き込まれていくという。ストーリーの軸は二つあるんですが、私の役はどっちもはっちゃけてめちゃめちゃにやってます。

 

————自分のクラスに留年した子がいるってなかなかの状況ですよね。

関根:そうなんです。でも私の役は、クラスメイトがちょっとコソコソ話してたりするところに、一言バスっと「私が嫌いなのは人の自己紹介を聞いた後でコソコソ話をする陰湿な奴らでーす」って新学期の一発目に言うんです。その度胸というか信念を持つ真の強さを最初から感じられて。「この子、ただギャルってだけじゃないんだな」って、普通は言えない雰囲気ですからね。

 

————稽古は大詰めですよね。キャストのみなさんとは密な時間を過ごしているのでは?

関根:一緒に長い時間いるんですが、年齢差がある中でも割とみんな仲良くしゃべっていて。何気ない会話とか交流から生まれてくるものもあるので、すごく素敵な雰囲気の中でやれています。みんな明るいですね。前向きに取り組んでいて、普通になんでも話せる関係になっていますし、意見の出し合いって大事だと思うので、それがいい方に向いていると思います。みんな「この作品面白いよね。じゃあどうやったらもっと面白くなるかな」ってずっと追求している感じです。

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