————原作を読まれたときの感想を教えてください。
関根:役が決まっていたので、その視点で読んでいて、舞台でどう表現するんだろうと。話がコロコロ過去と現在と変わっていくので、シーンごとの落差、切ない気持だったり学校での明るい気持だったり、場面の変化をどう舞台で表現していくのかを想像しながら読みましたね。でも、テンポが良くて読みやすいのはもちろんだし、一人一人キャラクターに愛着が湧いてくるので、それもどれも愛されるキャラクターに仕上がっているのが印象的でした。
————関根さんが演じられる役どころについて教えてください。
関根:はい、今どきのギャルのような言葉遣いで今っぽさを表現している子なんです。制服もちょっと着崩したりしてるんですけど、中身はしっかりしている女の子で明るくサバサバしています。思ったことを言って嫌われることを恐れず、芯を持っていて結構強い女の子で誰からも好かれると思います。私はこんな友達が欲しいなと思えるような、彼女のように私も芯を貫けるようになりたいなって思わせてくれる羨ましいキャラクターです。テンション的な言葉遣いがギャルなだけで、多分楽しいことや、みんなで何かをやることも好きですし、バンドも一生懸命やってますし、そういう面では本当にキャストのみんなも「白波瀬いいやつだな」って言いながらやっています。
————ちなみに、こうした等身大の役というのは演じてみてどうですか?
関根:意外とこういう形は初めてかもしれないです。近いからこそナチュラルにやりすぎてしまって、私の役はテンションだったり、主人公・晃の気持ちをわかりつつも明るく見守るというか巻き込む、一緒に楽しませる役なのでテンション感は大切にしています。いい意味で雰囲気を壊して、明るくとにかく楽しく見ている方の意識も引っ張っていくつもりでやっています。
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舞台「処女のまま死ぬやつなんていない、みんな世の中にやられちまうからな」 公式サイト:
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