————現場ではみなさんとどのように接していましたか?
堀:私は途中参加だったので緊張していた部分もありましたが、空き時間にみなさんとお話ししたり、気さくに話しかけていただきました。ドラマの内容が探偵のストーリーだから劇中で問題も起こったりするんですけど、ベースにコメディ要素があって、撮影中もみなさんのアドリブですごく盛り上がっていました。
————なるほど。では堀さんもアドリブは劇中で取り入れていたのでしょうか?
堀:私は役柄的には違うなと思ったので、奈々の役を全うしていましたね。
————役柄的に広瀬アリスさん演じる一華とは恋敵の立ち位置になると思いますが、演じていていかがでしたか?
堀:私が演じる奈々と広瀬さんが演じる一華は不器用さがお互いに似てはいるんですけど、立ち振る舞いやキャラクターが正反対なんです。一華を見ながら奈々を演じると、2人の悩みがそれぞれあって、お互いにうらやましいと思っているんだろうなって、無い物ねだり感を演じながら感じました。私的には奈々のような女の子は得意ではなかったんですけど、そういう子にも考えはあって、悩みがあって、人に対する理解の仕方や見方が役を演じてみて少し変わったと思います。
————それでは最後に堀さんから、改めてドラマの注目ポイントを教えてください。
堀:私が演じる奈々は刺さる人には刺さるし、理解できない人には理解できない領域の女の子だと思います。明るく振る舞うし、ポジティブな事を言うんですけど、周りのリアクションが冷たかったり、強かったりすると、奈々として演じていて孤独に感じました。それってすごく寂しい事ですよね。周りとの関わり方だったり、自分のことを知ってほしいのに知ってもらえないとか。そんな思いがある人に奈々を見てもらって、知ってもらえたら、少しは共感してもらえるのかなって思います。万人受けの役ではないんですけど、演じていた私はすごく人間味があって可愛らし女の子だと思ったので、そこを注目して見てもらいたいですね。
【番組概要】
読売テレビ・日本テレビ系
「探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~」
毎週木曜よる11時59分放送中