Q.見どころはどこですか?
深川麻衣:13年前に上演されていて、今回再演なんです。当時のDVDを頂いて、それを観た時にも思ったんですけど、やはりダブルキャストとかじゃなくて、1人の役を2人が同じ舞台上で演じるっていう事が面白いなって思いますし、時の流れとかをセットの回転とかで表現してたりするのも面白いと思います。あと、霧矢大夢さんが42歳の真理子役で、私が17歳の真理子役なんですが、どちらかが出てる時はどちらかが舞台袖にいるんじゃなくて、2人が同時に同じ舞台にいるっていう時間が凄く多い。私が前に出て喋っている時は、霧矢さんは心の動きとか心情を表現するっていうような動きをしているんですけど、そういう所が普通の舞台には中々ないと思うので、観てて面白い所じゃないかなって思います。本当に個性豊かな方ばかりなので、観ていてにぎやかな所もありますし、共演者の方々の個性や演技も観ていて頂くと楽しいと思います。
Q..深川さんが観て欲しい所はどこですか?
深川麻衣:好きなシーンはいっぱいあるんですけど、特に授業のシーンを観てもらいたいです。そこが凄く好きで、42歳の真理子が生徒に向かって授業をするんですけど、その内容がいいんですよね。心があったまるというか。私が小説を読んでても感動する所です。今回の舞台の脚本はほとんど手を加えられてなくて、原作の内容をかなりそのまま引っ張ってきている所が多いので、原作のファンの方にも是非見て欲しいです。
あとは、お話自体はちょっと残酷な所もあって・・・17歳の女子高生が起きたら42歳になっていて、旦那さんも子供もいて、容姿も変化してっていう・・・でも、時間を巻き戻す事が出来ない。同性の自分にとってはより残酷かなと・・・。苦しい所もあるけど、やはり主人公の真理子が前向きな女の子だから、周りも自然と応援したくなったり、自分も頑張ろうと思えるような作品になってます。原作を知らない方にも是非観に来て、こういうお話があるんだって事を知って欲しいなって思います。
Q.意気込みをお願いします。
深川麻衣:今回舞台での初主演なんですけど、もの凄くプレッシャーはありつつも、でもやはり観に来てくださった方に楽しんで頂きたいし、この『スキップ』のお話を好きになって頂きたいなと思っていて、だから今はとにかく毎日の稽古を頑張るのみだと思っています。色んな期待をもって観に来てくださった皆さんに楽しんで帰ってもらえるように頑張っていきたいですし、しっかりと皆から愛されるような真理子を本番でも演じられたらいいなって思ってます。
Q.最近、「乃木坂現象」と言われたり、乃木坂46の人気が凄いですが、どう思いますか?
https://wws-channel.com/interview2/33040.html (4月17日20時公開)