HINANO:私は一番最後の『今 違う世界線を歩き出してゆく』のところです。本当に今のカミフレを表わしているなって思うんです。『今』を必死に一つひとつの物事を乗り越えて頑張っていこうという、すごく『未来』を感じますよね。このとき、横一列になってみんなで歌うんですけど、ダンスでみんな一緒に歩き出すんですよ。この最後の一行だけで『カミフレはこれからなんだ』って、こんな一面もまだまだ見せることができるし、いろんな挑戦を乗り越えていくんだってことを感じ取れる一節だと思います。このシーンはライブでぜひ見てほしいです。
MIYO:全部好きなんですよね。でも、全体的に重い歌詞だなって思いますね。歌詞の中の主人公には大切な人がいて、その手を離してでも自分だけで歩いていくので。中でも『重ねた絆はずっと この胸にあるよ』っていう歌詞が好きです。この歌詞を歌っていると『カミフレっていいなー』っていつも思うんです。そのときの振り付けも、みんなで胸を叩いてポーズするもの。MVでは終始動いているんですけど、このときだけ一瞬動きが止まるんです。だからこのシーンもカミフレを魅せられる瞬間で、自分的にはすごく気に入ってます。
MIZUKI:自分の歌割りになっちゃうんですけど、『またいつしか 夢の途中で 君が笑ってくれたら それだけで もういいよ』のところです。他の歌詞が『突き進むぞ!』っていう意思を感じる強い歌詞になってるんですけど、唯一『救い』を感じる言葉だなって思ったんです。強いだけではなくて、最後のところで優しさもあるような歌詞が素敵だなって思いました。
【気分は女優! 映画のワンシーンを思い浮かべて】
————なるほど。あと一人ひとりのソロパートもたっぷりあって印象的でした。
HINANO:そうなんですよ。カミフレは結構ソロパートをいただける機会が多くて、今回もみんなソロパートをいただいています。自分が表現できるパートをいただけたので、この曲に対する表現の仕方がみんな違うからそこを注目してほしいです。
MIYO:歌ってるときの表情もめっちゃ個性が出るんですよ。