2021.06.16 公開
【インタビュー】世界的特殊メイクアップアーティストAmazing JIROが、自身プロデュースのお化け屋敷『無顔』を語る!新感覚の“移動式お化け屋敷”とは?

Amazing JIRO(※提供写真)  画像 1/3

【インタビュー】世界的特殊メイクアップアーティストAmazing JIROが、自身プロデュースのお化け屋敷『無顔』を語る!新感覚の“移動式お化け屋敷”とは?移動式お化け屋敷『無顔』(※提供写真)  画像 2/3

【インタビュー】世界的特殊メイクアップアーティストAmazing JIROが、自身プロデュースのお化け屋敷『無顔』を語る!新感覚の“移動式お化け屋敷”とは?移動式お化け屋敷『無顔』(※提供写真)  画像 3/3

 

Q. 特殊メイクアップアーティストとしての、普段の仕事内容を教えてください。

特殊メイクアップアーティストとして、特殊メイクや特殊造形、特殊衣装など、特殊な作り物の制作を行っています。テレビCM やテレビ番組、映画や舞台、コンサート、屋外広告などさまざまなジャンルにおける特殊な制作物が仕事になっており、特にテレビCMで見かける特殊メイクの多くは弊社で制作しています。

 

Q. 現在の仕事に就くまでの経緯を教えてください。

僕は高校時代から美術系の道に進みたくて、卒業後は多摩美術大学で1年間ガラス工芸を学び、その後大学を受け直して東京藝術大学で金属工芸を学びました。しかし、素材に縛られて何かを作ることが自分には合わないと思い、どんな素材も扱えて、何でも作れる人になりたいと思った時に、たまたまテレビで特殊メイクの特集をやっていて興味を持ちました。その後特殊メイク科がある学校に行き、2年生になった時には、美容室が主催するヘアーショーで特殊メイクをする機会をいただいて。僕ら学生はヘアーショーの特殊メイク=妖精などのファンタジーな世界だと思っていたのですが、美容室のオーナーから発表されたテーマが『ベトナム戦争』だったんです。想像していたこととは真逆でびっくりしたのですが、僕らはそのテーマに沿うよう、血が出ているようなメイクを施して。その時に美容室のオーナーに言われたのが、アインシュタインの言葉である「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションでしかない」ということだったんです。そこから僕は「こういう機会があればまたやりたい」と思い、美容室のオーナーに会いに行き、オーナーも僕を名指して呼んでくれていて、「これから一緒にやっていきましょう」と誘ってもらい、そのオーナーと共同代表で会社を起ち上げました。現在はその会社の代表を務めつつ、特殊メイクのスクールの代表や講師なども行い、プロから直接技術を学べる場所を作ったりもしています。

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