2020.09.24 公開
【インタビュー】sajiが、夏の終わりを感じさせるニューアルバム『花火の詩』を語る!

画像 1/2

Q.『花火の詩』では夏を感じさせる楽曲も多いですが、sajiとして”季節”というテーマは大事にされている点ではあるのでしょうか?

ヨシダ:めちゃくちゃ大事にしますね。今まで書いてきた曲でいうと、夏の曲と冬の曲を明確に意識して書いています。単純に詩を書くのが得意な季節が、夏と冬なんですよね。理由としては、僕らの出身である北海道って冬が長いんですよ。で、夏はあるんですけど、冬が長い分春がないんです。秋も短くてすぐ冬が来るので、僕らの楽曲は夏と冬の曲が多いんです。東京に住むまでは春と秋があまりわからなかったので、そこらへんの曲も書けなくて。東京に住み始めてから、春とか秋っていう季節を感じられるようになって、前作の『ハロー、エイプリル』では春をテーマにした曲が書けたっていう感じですね。

 

Q.それぞれ、『花火の詩』の中で一番好きな楽曲を教えてください。

ヨシダ:僕は最後に収録されている『STAR LIGHT』です。他の曲も優劣つけるわけではないんですけど、この曲の歌詞を一番本気で書きました。これはもうアルバムの6曲目、最後の締めくくりの曲として作ったものです。やっぱり本って終わりが大事じゃないですか。最後の部分の締めでその本の評価が変わったりもするので、僕はどっちかというと表紙よりも作品の最後を気にしますね。

ユタニ:僕は『三角の恋』ですね。結構女々しいところがあるので、歌詞にすごく共感できます。女子的に言うと「わかる〜」って感じです。

ヤマザキ:僕は『アサガオ』ですね。曲を聴いた時に一発目に好きだったし、ベース単体で言うと一番スローテンポが多く、普段は弾かないだろうなっていうところにベースを突っ込んでいるのが好きですね。

 

3ページ(全5ページ中)

関連タグ

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
WWSチャンネルの人気記事をお届けします

関連記事