2020.08.11 公開
【インタビュー】木下百花が5作目となるニューシングル『少しだけ、美しく』をリリース! 真逆とも思える前作『ダンスナンバー』との共通点とは?

木下百花  画像 1/1

 

―ミュージックビデオでは木下さんが徐々にいろいろな色に染められていく様子が映されていますが、木下さんにとって”色に染まる”ことはどういう意味を持ちますか?

私結構「自分を持っているね」とかって言われるんですけど、それはただ単に意見を外に出すってだけで、別にみんな生きている限り自分を持っていると思うんですよ。そんな中で「○○の影響」とか「○○のパクリ」って言われることもあって。だけどみんな何かに影響されて生きているけどなって思うんです。普通に生きている限り、何かに影響されて生きていくものなのになって。その中で「自分を持っている」っていう言葉に違和感を持つことも多かったんです。だから別に人に影響されたとしても、誰かの色に染まったとしても別に恥ずかしいことではないし、怖がるもんじゃないと思っています。

 

―アーティスト”木下百花”としてのターニングポイントを教えてください。

私は3年前にアイドルを辞めて、2年後くらいにソロデビューをして。その間にもバンドを組んだりはしていたんですけど、人に自分の気持ちを上手に伝える術がなくて。なかなかうまくいかない時に「1人でやってみたら?」という話になって挑戦はしたんですけど、右も左も分からない状態で何が正しいのか全然分からなかったんですよ。ソロデビューしてすぐ、アルファベットの「kinoshita」名義で活動していた時には、周りの人たちが私のことを“アーティスト”として扱ってくれていたんですけど、私はあまり“アーティスト”という立派な肩書きが好きじゃなかったんです。私は私なんですけどみたいな感じだったんですよね。あと曲もさっき言ったようにキッチリ整頓されたものよりかは、少し欠点があったりする方が好きで。そういう生っぽい自分に自信が持てた時があったんです。それが、今年の自分の誕生日である2月6日に「kinoshita」名義から「木下百花」の名前に改めて戻した時で。ターニングポイントというか、自分がやりたいことに対しての自信が持てたのがその時でした。

 

―木下さんの今後の展望を教えてください。

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