2019.10.11 公開
大場「山内さんには2人で演じる重要なシーンがあるんですけど、私が理解に苦しんでいる姿を見て下さっていて、役者目線で分かりやすく教えて頂いてます。全体の稽古でも周りは舞台の大先輩たちばかりで、私が付いていくのに精一杯になっていると俯瞰から見てアドバイスをしてくれてます。町田マリーさんとは2人で『お腹空いたね』って言い合ってます(笑)」
大場美奈 画像 5/6
「間違う事がダメと思い込んでいました」
Q.稽古場の雰囲気は温かそうですね
大場「でも最近ですよ。始まって一週間ぐらいは私がずっと台本と睨めっこしすぎていて、誰とも話さずに帰り道も家に帰っても台本の復習をしていたし、稽古場に着いても合間の休みでも読んでいて、あいさつ意外は誰とも目を合わせられませんでした。稽古中も演出のG2さんの意見を自分の中に落とし込んで理解するのに精一杯だったんですよ。だから、みなさん私に話しかけづらかったのかなって・・・」
Q.打ち解けたきっかけは何でしたか?
大場「撮影やご飯会があった時にみなさんとちょっとずつ話しをして、その時に詰め込んで理解するやり方が極端だという事を教えて頂いて、息抜きも必要な事を教えてもらいました。私はできないから台本を覚えるまで読まなくてはいけないって思ってたんですけど、そうじゃなくて、頭で考えても芝居はできないから息抜きは必要だって、台本を閉じて見ないという方法を教えて頂いて、そこから稽古のやり方がガラリと変わりましたね。(共演者と)コミュニケーションが取れるようになりました」
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