2019.04.17 公開
【インタビュー】May J.、平成を振り返るカバーアルバムについて思いを語る!「次の時代に向けて残せていける作品」

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May J.が平成の終わりを前にリリースするカバーアルバム『平成ラブソングカバーズ supported by DAM』を4月17日(水)にリリースする。WWSチャンネルではMay J.にインタビューを実施し、新しい元号「令和」を前に、自身が歩んできた平成を彩る珠玉のラブソングの数々を詰め込んだアルバムについて思いを語ってもらった。

 

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―今回は、“平成を代表するラブソングをカバー”というコンセプトがありますが、“ラブソング”というコンセプトを掲げた理由について教えてください。

生まれてすぐに平成になり私も今年で31歳になりました。平成と共に歩んできて、平成は私の全てですので、改めて平成の名曲を次の時代に向けて残せていける作品ができたらと思って制作しました。

中でも、カラオケがヒットしたのは平成からだと思うんです。カラオケボックスで歌うという文化ができて、カラオケでヒットする曲が数多くうまれたんじゃないかと思っていて、若い子が歌う曲も友達に向けて歌うのか、一人カラオケでひたすら悲しい曲を歌うのか、叫ぶような曲とか、平成はそんな曲たちが沢山あったなと改めて感じたんです。

その中でも、やっぱりラブソングは多くの人に愛されてきて、深く思い出に残っている方も多いと思います。平成の中での皆んさんのラブストーリーを曲と共に振り返ってもらえたら嬉しいなと思います。

 

 

―たくさんのラブソングがありますが、小中高で聴いていた楽曲はありますか?

小学生のときは宇多田ヒカルさんが大好きで『First Love』を聴いていました。歌詞の内容は全く理解していなかったと思いますが…(笑) 中学生の時は『雪の華』を聴いていました。当時から歌手になりたいと夢見ていたので、何度もこの曲を歌ったのを覚えています。


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―カバーする楽曲のセレクトはどのように行いましたか?

DAMさんにカラオケで歌われている上位のランキンを見せていただいて、選びました。ランキングにはもともとカバーさせていただいてる曲もあったので、その中からも選曲したり、改めてこの曲歌いたかった!と思う楽曲も沢山あったので、幅広い方に聞いていただけるような選曲にしました。

 

―アルバムの中でお気に入りの曲はありますか?

いっぱいありますが、『ハナミズキ』は番組出演をきっかけに初めて歌った曲で、新しい自分と出会えた曲なんです。この曲があったから、カバーアルバムを出そうと思えたし、他にも幅広いジャンルに挑戦したい思わせてくれた曲で、私にとってとても大切な1曲です。

 

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―今回新録の楽曲が8曲あると思うのですが、レコーディングで心がけたことがあれば教えてください。

『キセキ』はビックバンド風に仕上がって、マーチングで聴くような感じのアレンジになりました。自分も軽やかに明るく歌うようにしました。あとは、ボサノバ調の『PRIDE』。しっかりと歌詞の意味が伝わるように声を張って力強く歌いました。

 

―男性目線のラブソングを歌っている楽曲もあると思いますが、気持ちの切り替えなど大変ではありませんか?

クリス・ハートさんの『I LOVE YOU』は、男性目線の失恋を歌っているんですけど、女性だとこんなに引きずらないのではないかなと思いました。落ち込む時は落ち込んで、そのあとは未来に向かう気持ちがある女性が多いのではないかと思ったし、私自身そうなので、曲の最後に希望を持たせるような歌い方をしました。

 

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―収録楽曲の中で聴いて欲しい楽曲はありますか?

全部です!でも、一番気になった曲を聴いて欲しいですね。きっと思い出深い楽曲があると思うので。好きだった曲がどんな風に生まれ変わったのか好奇心で聴いてもらったり、自分の知らない曲を聴いて「こんな曲もあったんだ!」って発見してもらえたら嬉しいです。

 

―DISC2には『May J. Tour 2018 -Harmony-ツアーファイナル公演ライブ音源』が収録されますが、ご自身が考えるライブ音源の魅力を教えてください。

レコーディングする時はCDを聴く人がもう一度聴いて欲しいと思うような歌い方をしています。一回聴いてお腹いっぱいにならないように。CDとは違って、ライブはこのスタージが最後だと思って全てを注ぎ込んで歌っています。なので同じ曲でもCDの時に想像していたストーリーと、ライブの時ではイメージが変わるんです。実際にお客さんを前にすると、より感情が入る曲も多いですし。そんなライブでしかない生の音楽を楽しんでいただけたらと思います。

 

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―平成が終わり、新しい元号「令和」で、新たにチャレンジしたいことがあれば教えてください。

デビューして13年を迎えて、平成の間に自分が思春期を迎えたりデビューしたり、いろんな葛藤があって全てが平成に詰まっていて、自分のベースが出来上がった時代でした。次の元号では新たな挑戦という意味で自分が培ってきたものを生かしつつ、新たな元号になっても挑戦していきたいです。

 

―最後にファンの方へメッセージをお願いします。

平成を振り返っていただけるアルバムができました。

聴いてくださる方が、知らない曲を聴いてこんな曲もあるんだと新しい発見があったり、知ってる曲だったら当時のことを思い出してもらったり、みなさんそれぞれの素敵な思い出を曲と共に思い出して欲しいです。カラオケで歌われてきたヒットソングでもあるので、ぜひカラオケで歌って欲しいです。

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