Q5. ライバーとして活動していて良かったこと、逆に大変だったことがあれば教えて下さい
セナ∞:
良かったことは、「こんな未来ある?」という出来事が日々起こり続けていることです。
ランウェイを歩かせていただいたり、広告に載せていただいたり、今回のようにメディアで取り上げていただいたり。少し前の自分からしたら、想像もしていなかった景色ばかりです。
ライバーをしていなければ絶対に出会えなかった人たちと出会い、絶対に立てなかった場所に立てている。そう思うと、自分の人生のページが新しくどんどん開けていく感覚があって、枠に来てくれるリスナーのみんなには、感謝してもしきれません。
逆に大変だったことは、「うまくいくまでの期間」です。
配信を始めてから最初の半年間は、正直まったく結果が出ませんでした。家賃8万円の家に住んでいたのに、ライバーとしての月収は3万円。あの頃を思い出すと、よく踏ん張っていたなと思います。笑
だからこそ、ギフトの大切さやありがたみを誰よりも理解している自信があります。一つひとつのギフトの裏側に、送ってくれた人の時間や想い、お金があることを痛いほど知っているので、今でも心の底から「ありがとう」と言えます。
他にも、配信をしても誰も来てくれない日々が続いたり、自分より後に始めた人がどんどん上位に上がっていく姿を見て、悔しくてたまらなかった時期も経験してきました。
そういう時間を通ってきたからこそ、今も「すべては当たり前じゃない」と思い続けながら、謙虚に配信に立てているのだと思います。
Q6. 今回、JAPAN LIVER FESTIVAL 2025 ユニティ賞受賞を受賞してみていかがですか?
セナ∞:
まずは、率直に本当に嬉しいです。そして何より、今までなかなか理解されなかった僕の配信論を見つけて、評価してくださったLIVETIMESさんに心から感謝しています。
「ユニティって何だろう?」と思って調べてみたら、「団結・絆」という意味があると知って、「これは、うちの枠のことだ」と感じました。
僕の配信論は、「団結枠」をつくることです。一人ひとりが、自分にできることを最大限やる。コメントで盛り上げる人、静かに見守る人、イベントのたびに一緒に作戦会議をしてくれる人。それぞれの役割が噛み合うことで、一人では絶対に成し得ない偉業を、みんなで達成していく枠を目指しています。
そして、そういう枠づくりを通じて、「大人が本気で夢を追いかける姿」を見せたいと思っています。その姿を見た誰かが「自分も頑張ろう」「私もああなりたい」と前を向けるきっかけになったら、これ以上の喜びはありません。
そんな素敵な枠を一緒に作ってくれているセナリスのみんなには、心から感謝しています。みんなが居なかったら、ライバーセナは存在していません。改めて、いつも本当にありがとう。
これからも、このユニティ賞の名に恥じない枠を作り続けながら、もっと多くの方と出会っていきたいです。そして何より、来年もまたこの場に呼んでいただけるようなライバーであり続けたいと強く思っています。
「Palmu」トップライバー・セナ∞(※提供画像) 画像 4/6
Q7. 今後の目標や夢があれば教えてください
セナ∞:
まず、Palmuのトップライバーとして、これからも最前線を走り続けて「Palmuライバーの可能性はここまで行ける」という姿を体現していきたいです。
僕の個人としての座右の銘は「笑って生こう」。ライバーとしての信念は「笑いは百薬の長」です。
どれだけしんどい日でも、画面越しに一緒に笑えたら、その日をもう一度やり直せるような気がする。そんな“笑いの薬”みたいな時間を、配信で届けていきたいと思っています。
そして、ライバー事務所として掲げている理念は「名もなき才能の1ページ目を創る」こと。
僕自身、ライバーを始めて人生が180°変わりました。次は、誰かのその「180°」を一緒につくる番だと思っています。
配信を通じて誰かの才能が開き、「普通の自分だ」と思っていた人が、気づいたらステージの上に立っている。そんな“名もなき才能”の最初の1ページ目を、ともに描いていける事務所でありたいです。
だからこれからは、
・一人のライバーとしては「笑いは百薬の長」を体現しながら、笑って生きる仲間を増やすこと
・事務所の代表としては、「名もなき才能の1ページ目」を次々と生み出していくこと
この2つを両輪にして、Palmuというフィールドから、日本中に“夢だらけで笑って生きる大人”を増やしていきたいです。





