2021.11.01 公開
高橋メアリージュン、アップサイクルマルシェ「Under The Tree」に参加

「Under The Tree」(※提供写真)  画像 1/2

坂口龍也氏:規格外となる理由は様々ですが、分かりやすい例としては、例えば、二股に別れたニンジンなどがあげられます。基本的には、大きかったり、小さかったり、形が悪かったりするものとなります。あとは、今回、熊本県高森町の農家のピーマンがあります。ピーマンはハウス栽培なので火山灰の影響は少ないのですが、阿蘇山噴火の風下に当たる農家のキャベツやダイコンなどの露地野菜(ハウスなどを使わずに育てる野菜)が規格外野菜になることもあります。

-「規格外食材」の「フードロス」の問題が生まれる原因はどこにあるのですか?

坂口龍也氏:「規格外食材」が「規格外」となる原因は、経済合理性がなくなるからです。送料や流通コストを考えると、「規格外食材」は原価が高くなってしまいます。スパーに並べたら、規格を満たしたきれいな食材よりも、見た目が悪い規格外食材の方が販売価格が高くなるという現象が起こります。消費者の方は、やはり、きれいで安い野菜を手に取るんです。

-アップサイクルマルシェ「Under The Tree」に込めた想いをお願いします。

坂口龍也氏:来て、観て、触って、話を聞いて頂ければと思います。そうすれば、自分事になると思いますので。そうやって、どんどん、仲間が増えていけばいいなと思っています。

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