2018.09.06 公開
指原莉乃のプロデュースにより誕生した=LOVE。壮麗な音色に乗せ、舞台へ登場したメンバーたち。ライブは、気持ちをドキドキ弾ませるミュージカル風のパーティポップチューンからスタート。弾ける歌へ飛び乗り、彼女たちは舞台上で青春ドラマを演じるよう、全身から光を放ち歌い踊りだした。なんて眩しい姿だろう。まさに、物語の幕開けを飾る。何より、これからドキドキを味わえる、そんな期待をたっぷり抱かせる始まりじゃない。彼女たちと一緒にジャンプしたくなる気分も納得だ。
ワクワクやドキドキとした青春の香りを振りまき、=LOVEは会場中の人たちを眩しい青春の風景へ連れ出した。舞台上をめいっぱい使い歌い踊る姿へ心が強く惹かれてゆく。一緒に学生の頃の自分へ戻り、眩しい青春のときめきを覚えながら、僕らは彼女たちの一挙手一投足へ熱い視線を注いでいた。
「=LOVEは9月6日でメジャーデビュー1周年になります」。
まだまだ初々しい彼女たち。そのフレッシュさが、そのまま=LOVEのステージにも投影。
胸をキュンと疼かせける仕種もチャーミング。彼女たちは学生時代に抱くいろんな心のときめきを歌にしていく。しかも、その想いを力いっぱい笑顔で届けてゆく。たとえ気持ちが心暗くてムズムズしようが、彼女たちの歌に触れていると、それさえも素敵な輝きに見えてくる。
表情は一変、戦隊風ナンバーを、=LOVEは凛々しい表情と力強い歌を魅力にぶつけだした。ミュージカルの舞台を見ているよう1曲毎に表情が変わるたび、観客もその場面を彩るキャストの一人になれる、その物語へ共に参加し、熱狂を彩る大切な仲間になれる。フロアーで大きく手を振る観客たちをしっかり手招いてゆく様は素敵だ。
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