2018.08.12 公開
DJ KOOはサウンドチェックで華麗にターンテーブルをこすり、「よし、いい感じだ。盛り上がっていくぞ!」と、たこ虹との共演曲「どっとjp ジャパーン!」をプレイ。DJ KOOが曲中「OK!」「カモン!」とMCをどんどんはさみ込むと、ノリが加速。完全に野外パーティー化した。
「サマーゴーランド」ではこの日2度目の放水タイム。先ほどよりも大量の水がまかれたが、春名真依の水鉄砲が故障してしまい、思わぬ箇所から水が吹き出すハプニング。「あれっ?」と観客と顔を見合わせて、照れ笑いを浮かべた。
DJ KOOのコラボのラストを飾ったのは、誰もが知るTRFの名曲「survival dAnce ~no no cry more~」。サビではみんなで手を振り、そして「フー!」と一斉にジャンプ。KOOが「最高の夏にしよう」と叫ぶと、ボルテージは最高潮に達した。
DJ KOOとのスペシャルステージが終わると、あたりはいつの間にか薄暗がりに。清井咲希が「少し暗くなってきたから、そんなときに歌う曲を」と曲振りをし、堀も「外のイベントは、暗くなるともっと良い雰囲気になる」としっとりしたムードを演出。ところが彩木咲良が「こういうのを、エモいって言うんやんな!」とあっけらかんと話すと、「もう!」「最近覚えた言葉やろ」とツッコミが入る。
5人は着席し、メロディアスに演奏されたのが「ナナイロダンス(アレンジVer.)」。アコースティックギター、フルートを軸としたシンプルな構成だからこそ、彼女たちの繊細な息遣い、伸びやかな声が心地よく、またリアルに聴こえてくる。
また、タンバリンの音とセミの鳴き声が絶妙に絡み、木々に囲まれた野外ライブの醍醐味を感じさせた。
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