2018.01.05 公開
初日は「私立恵比寿中学迎春大学芸会 ~forever aiai~」の公演タイトル通り、昨年8月31日に“転校”(卒業)を発表した廣田あいか(出席番号6番)のエビ中としてのラストステージで、日本武道館でのコンサートは、奇しくも2014年4月15日にやはり3名のメンバーが転校した「私立恵比寿中学合同出発式~今、君がここにいる~」公演以来となった。
3日の公演は、廣田自身が衣装、セットリスト、ステージ演出までをも企画し、客入れBGMから会場アナウンスまでをも自身で担当するこだわりみせた。
各メンバーのキャラクターをデフォルメした自己紹介オープニングVTRに続いて、マントをつけた衣装を身にまとったメンバーが登場し、「絶対忘れられない1日にしようね」との廣田のMCから、「ポップコーントーン」「YELL」と続けて2曲を披露。その後も「きっとインフィニティー!」「EBINOMICS」「 売れたいエモーション!」「全力☆ランナー」「フユコイ」「なないろ」「感情電車」までを、口パクのMCを挟んで立て続けに披露した。ここで再びVTRが流れ、映像のメンバーたちが「がんばってアイドルらしくやってみたけど、大切なことに気づいた気がする」「このままだと不完全燃焼って感じがする」「エビ中らしくない」と自問自答を繰り広げ、中山の「みなさん、ここからが本番のようです!」に続いて、廣田が「見てて、これがエビ中なんだ。これが好きだから今までやってきたんだ。この伝説のときをしっかりとその目に焼き付けてね」と語り、いつもの登場曲「ebiture」から、“真のエビ中”公演がスタート。“理想のアイドル像”としてのエビ中から、“自分たちらしさ”にフォーカスしたエビ中へと転換された瞬間だった。
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