梅澤美波が「ここからは私たちの番です。みんな、ついてこれんの?」と叫ぶと、「思い出ファースト」を皮切りに3期生楽曲をメドレー形式ですべて披露することに。4人で広いステージを贅沢に使い、時にはトロッコに乗ってアリーナを1周したりと、さまざまな演出でファンと時間を共有していく。そんな3期生を前に、観客も時にコールやシンガーロングで、時にクラップでエールを送る。メドレー終盤には3期生のデビュー曲「三番目の風」も飛び出し、梅澤の「有明、ぶち上がれ!」を合図に盛り上がりは最高潮へ。最後の「僕が手を叩く方へ」ではクラップで会場がひとつになり、「私たちが大切な後輩たちを、そして大好きな乃木坂46を導いていきます!」というメッセージとともに期別ブロックを最高の形で終えた。
ここからはいよいよメンバーが勢揃いする時間。最新アルバムタイトル曲「My respect」を3期生が歌い始めると、4期生、5期生、6期生が順に加わり、そのドラマチックな構成で観る者を惹きつける。彼女たちの歌やダンスからはグループへの惜しみない愛とメンバーへ対するリスペクトが伝わり、会場を温かな空気で包み込んでライブをクライマックスへと導いた。
MCパートではグループ15年目を歩み出した今の思いを、各期を代表したメンバーが語っていく。6期生の矢田は「加入前は単に大好きって気持ちしかなかったけど、入ってからは先輩はもちろん、同期に対するリスペクトの気持ちが増してきて、もっともっと成長していきたいと感じるようになりました」と口にし、5期生の池田は「乃木坂46は頼りになる背中を見せてくれる先輩たち、可愛くて頼もしい後輩たち、年々個性を強めている同期、ずっと応援してくれる皆さんからの愛をたくさん感じられる場所。だからこそ、もっともっと頼りにしてもらえる存在になりたいです」と宣言。
また、4期生の筒井は「この4日間のライブで乃木坂46は本当にたくさんの方に愛されているんだな、私たちもすごく愛しているんだなと感じました。これからもメンバーとグループへの愛を忘れずに、15年目も頑張ります」とコメントし、3期生の吉田綾乃クリスティーは「私はこのメンバーが大好きだし、乃木坂46に関わっているすべての人を尊敬していて。そんなグループにいられることを幸せに思います。どうかこのまま乃木坂46のことを好きでいてくれると嬉しいです」とファンへメッセージを送った。
会場にいるすべての者が乃木坂46への愛を再確認したあとは、全メンバーが一丸となってステージに臨む。遠藤センターの「ここにはないもの」、一ノ瀬&川﨑桜のダブルセンターによる「人は夢を二度見る」と、王道ナンバーの数々で今の乃木坂46を提示してみせると、続く「Actually...」でギアが一段上がることに。中西アルノが力強い歌声が会場中に響き渡らせ、会場の熱量もさらに高まると、賀喜が堂々とした姿で頼もしさを見せる「Same numbers」、矢田のフレッシュさが際立つ「ビリヤニ」と、緩急に富んだ楽曲群で観客を大いに楽しませた。
本編ラストナンバーの前には、井上が「ライブの良さは私たちから皆さんに、自分で言葉にすることができない言葉や思いを届けられること。だからこそ、皆さんにはこのステージに残すものすべてを見逃さないでほしいなと、欲張りになってしまいます。日々形が変わり続ける乃木坂46ですが、メンバーやファンの皆さんで歴史をここまで繋いできたからこそ今があります。これからも大切に繋いでいきたいです」と思いを伝える。すると突如、スクリーンを通じて明治神宮野球場での4DAYS公演を含む過去最大規模の『真夏の全国ツアー2026』開催をサプライズ発表。会場が歓喜の声で湧き上がると、最後に「おひとりさま天国」でこの日一番の一体感を作り上げ、梅澤の「今日は乃木坂46のメンバーでいられることを誇りに思える、最高の1日になりました!」のメッセージとともにライブ本編はフィナーレを迎えた。
「裸足でSummer」から始まったアンコールでは、期別にカラーの異なるTシャツに着替えたメンバーが、ステージ上だけでなくトロッコを使ってアリーナを動き回るほか、スタンド席通路に姿を現すなどして、ファンを存分に楽しませる。その盛り上がりは「ジコチューで行こう!」へと引き継がれ、ひと足先に夏気分を味わうことができた。
最後のMCでは岡本が「改めてこのグループが大好きだなと思ったし、こんな素敵なグループにいられていることも嬉しいなと思ったし。これからもリスペクトを込めて、乃木坂46の楽曲を届けてきたいし、アンダーライブにも繋いでいきたいです」、中西が「4年前の今日は、5期生の最初のお披露目の日でした。本当にみんな強くなったな、でっかくなったなと隣で感じながらパフォーマンスできました」とそれぞれ発言。続けて中西は、「昨日の『ネーブルオレンジ』では、6期生を含めて背の順に並ぶこともできました!」と発する場面も。さらに、遠藤は「幸せすぎて、(『ここにはないもの』披露の)途中で泣いちゃいました。幸せな涙ってあるんですね」と瞳を潤ませながら、感動を伝えてくれた。









