2025.12.21 公開
STU48 4期研究生初の単独公演『さあ 未来を探しに行こうか?』~18名が刻んだ未来へのスタートライン出航~

『さあ 未来を探しに行こうか?』(C)STU  画像 1/4

瀬戸内7県を拠点に活動するSTU48の4期研究生が、初の単独公演となる『さあ 未来を探しに行こうか?』を、12月20日(土)、広島県・BLUE LIVE HIROSHIMAにて開催した。

【写真】初の単独公演となる『さあ 未来を探しに行こうか?』を、12月20日(土)、広島県・BLUE LIVE HIROSHIMAにて開催したSTU48の4期研究生(4枚)


本公演は、2025年7月に行われたSTU48第4期生オーディションに合格し、8月1日に研究生として加入、8月31日に神奈川・横浜アリーナで開催された「@JAM EXPO 2025 supported by UP-T」にて初お披露目された、4期研究生18名による初の単独ステージとなった。

今回の公演は12名体制で、昼夕2公演を実施。18名のうち、両公演に出演できるのはわずか6名のみで、残る12名は1部・2部入れ替え制での出演となる。いわば6名の選抜メンバーが決定するまでの過程に密着したドキュメンタリーが、STU48公式YouTubeチャンネルにて「希望」「宝物」「光」「出航」の全4エピソードとして公開され、ドキュメンタリーでは、S・T・Uの3チームに分かれ、振付練習や親睦を深めながら、競争のなかで成長していく姿が描かれている。とくにepisode4「出航」では、固定メンバー6名の発表の瞬間に流した涙や喜び、葛藤、そして初めての挫折など、彼女たちのリアルな想いが記録された。
今回のセットリストは、STU48の楽曲のみを用い、ストーリー性を持たせて複数のブロックに分けて構成され、全体を通して、4期研究生がSTU48の一員として新たな船出を迎えることを強く印象づける内容となっている。

Overtureが流れ、出航の合図として鳴り響く船の汽笛3回と波音、そして客席からの大きな歓声に包まれる中、メンバーが登場。4期研究生の始まりを象徴するように『出航』から公演は幕を開け、STU48の一員として歩み出す決意と希望に満ちたパフォーマンスを披露した。
自己紹介コーナーでは、初のキャッチフレーズを添えた挨拶を実施。曽我部あこは「自分では決めきれず、お父さんとお母さんに相談して、さらにChatGPTにも何度も相談して決めました」と明かし、会場を笑いに包んだ。


続くユニットブロックでは、恋や好きをテーマにした楽曲を中心に構成。STU48を好きになった4期研究生の想いと、ファンにも好きになってもらいたいという願いを込めた、アイドルらしいパフォーマンスで会場を魅了した。


中盤以降は、STU48と巡り合ったことで幸せになってほしいという願い、4期研究生の加入によってグループに新たな風をもたしたいという期待を表現。一方で、理想と現実の狭間で葛藤しながらも前に進む意志を感じさせる楽曲で、『息をする心』でセンターを務めた屋木優菜は、「前日のリハーサルから緊張していましたが、皆さんの声援のおかげで、今までで一番うまくパフォーマンスすることができました。 ありがとうございます」と笑顔で語り、『大好きな人』でセンターを務めた高村栞は、「みんなで一つのものを作っていると感じられて、とても楽しかったです」とコメントした。続く『暗闇』では、センターを務めた島田紗香が、「毎日、膝にアザをたくさんつくりながら練習してきました。今日はスポットライトを浴びながら、感情を込めてパフォーマンスできたと思います。皆さんの顔を見た瞬間に、緊張がほぐれました」と、これまでの努力を振り返りながら想いを語った。

本編ラストでは、藤田愛結が「私たち4期研究生の『さあ 未来を探しに行こうか?』公演は、まだ始まったばかりです。これからも力を合わせて頑張っていくので、応援よろしくお願いします」と挨拶。瀬戸内の青い海のようにそばで見守ってくれるファンへ向けて、STU48初のオリジナル楽曲『瀬戸内の声』を披露し、締めくくった。

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