ふたたび表情を一変、『小悪魔ブラフ♡』で5人は、ハートを強気な小悪魔モードにシフト。満員の観客たちを挑発するように、凛々しい姿で攻めてきた。いつもキュートでラブリーな姿を見せている彼女たちが、正反対の強気の姿を見せて迫る。その姿に刺激を受け、熱く燃え立つ人たちも誕生していた。凛々しい彼女たちも嬉しい刺激だ。
さらに熱い刺激を振り注ぐように、彼女たちは『Crisis Code』を通して気持ちを奮い立て、強い意志を持った言葉の数々を、心を強気に染め上げてぶつけていた。気づいたらそこには、メンバーと観客たちが「Oi!Oi!」と想いを熱くぶつけあう景色が生まれていた。

Onephony 〜3rd Anniversary Tour〜『Fan fare』ツアーFINAL豊洲PIT公演(C)WWSチャンネル  画像 5/17

Onephony 〜3rd Anniversary Tour〜『Fan fare』ツアーFINAL豊洲PIT公演(C)WWSチャンネル  画像 6/17

ふたたび、5台のロボフォニーとコラボレート。『キューピット参上』でも、動き回りながらその場にステージ演出を描きだすロボフォニーもパートナーにしながら、5人は愛らしい白い天使になり、満員の観客たちのハートを刺激していった。曲が進むごとに熱い声がフロア中から上がりだしていたのも、5人にハートを射抜かれたからに違いない。
「いつの間にか溢れるほど伝えたい想いが重なって」と歌いながら始まったのが，『声にならない声で叫ぶ』。彼女たちは歌詞に綴られた想いを、今の自分の気持ちに重ね合わせ、ときに心を震わせて歌っていた。心の内に閉まっていた言葉を零し、告白するように歌う、そんな彼女たちの姿に恋してしまい、声にならない声で思いきり叫んでいた。

　「今日がズッとみんなの記憶に残り続けますように」の言葉を受け、Onephonyは最後に『記憶フィルム』を、ひと言ひと言に思いを深く込め、優しい声で歌っていた。ステージの上で、後悔ないようにと歌う彼女たち。その姿を心のフィルムにしっかりと焼きつけたくて、大勢の人たちが5人に熱い視線を向け、心のシャッターを切っていた。最後にメンバーの語った「今日の景色が宝物だよ」の言葉通りの景色が、この日のライブには確かに描きだされていた。

　アンコールで歌った『そばにいたいな』では、メンバーらがフロアに姿を現し、観客たちの間を歩きながら、愛らしい笑顔を浮かべ、小さく手を振りながら歌っていた。至近距離で彼女たちに接し、興奮していた人たちも多かったろうか。メンバーたちも楽しくはしゃいでいたけど、観客たちにとっては最高にHAPPYなサプライズになっていた。

　ここで、プロデューサーの深瀬美桜から、メンバーたちに花束のプレゼントのサプライズが。中には、感動して涙ぐむメンバーの姿も。さらに、『恋のオトメーション』のTikTok撮影もここで行っていた。そのうえで…。