続く『恋のオトメーション』では、メンバーと観客たちが「キャキャキャキャキャキャ キャワイイ」「よし」と掛け合いながらスタート。この曲では、一人一人に歌のスポットが当たるたび、場内中からメンバーの名前を呼ぶ熱い声が飛び交っていた。途中に登場する、胸をキュンと騒がせるメンバーらのキュートなセリフに触れるたびに、ハートがメロメロに溶けていく。ほんと、彼女たちに向けた「だいちゅき」な気持ちが身体中からあふれだす楽曲だ。
「いっせーの じぶんラブ宣言」と愛らしく叫ぶ声を合図に『じぶんラブ宣言』が飛びだした。その声を受け、フロア中から熱いコールが飛び交いだす。間奏で観客たちが「萌え萌えキュン」と腹の底から声を張り上げる様も、胸アツだ。メンバーたちも、満員の観客たちへ向けて「言いたいことがあるんでしょ」「なになに?」と、ガチ恋口上を呼びかける。その誘いを受けて騒がずにいられない。メンバーたちが飛び跳ねながら歌うたびに、場内中にも、たくさんマサイしてゆく景色が生まれていた。
Onephony 〜3rd Anniversary Tour〜『Fan fare』ツアーFINAL豊洲PIT公演(C)WWSチャンネル 画像 4/17
「今日は会いにきてくれてありがとう」の声を合図に、5人は心を眩しい青春モードに染めあげて『僕らのStory』を歌唱。彼女たちは、胸の内にずっと抱いている強い意志や決意を、君(ファン)と一緒に輝かせようと歌っていた。メンバーらが、何度も「君」という言葉を口にするたび、彼女たちと一緒に未来へ向かって駆けだしたくなる。そこには、どんな輝く景色が待っているのか?!この曲に触れている間中ずっと、胸の鼓動が熱く鳴っていた。
蝉の声が響き渡るのを合図に、5人はこの場を、青春時代の眩しい夏景色に戻すように『ウォータープルーフガール』を歌いだした。笑顔を浮かべつつも、彼女たちは歌声という絵筆を使い、もどかしい恋心を青春の夏景色としてキャンバスの上に描いてゆく。青春を謳歌する乙女たちの姿が眩しすぎて、大きな声を上げずにいられない。彼女たちが目の前に描きだしたもどかしい乙女の姿に触れながら、いつしか5人に恋焦がれていた。
映し出されたVTRには、メンバーたちの豊洲PITに立ちたい思いや、それが現実になったときの心境、本番当日を迎えるまでの心模様が、メンバーらのインタビューを通して映し出されていた。彼女たちが語っていた夢は、この日、満員の観客たちが会場を埋めつくす景色へと繋がった。その景色の中にいながら、ここへ至るまでの彼女たちの想いに触れていたら、いつしか胸が熱くなっていた。
田島櫻子がデザインした新衣装に着替えたメンバーたちがふたたびステージへ。中盤のブロックは、今の季節を彩るのにピッタリの『冬のトライアングル』を歌唱。一人一人が、雪の舞い散る冬景色ともどかしい恋心を重ねあわせて歌いだす。切ない恋心を、一人一人が物語の主人公になって歌うたび、その姿に視線が釘付けになる。これも、きっと君のせいだ。降り続ける雪景色を背景に歌う5人の姿が少し眩しく見えていた。
『ウルトラCなラブストーリー』が流れたとたん、会場中が一気に華やぎだす。この曲では、ロボフォニーと名付けた5台のロボットが登場。ときに5人と絡みあい、ステージの上を動きながら、華やかな映像演出を見せていた。愛らしい振りを見せながら、少し甘えた素振りで歌う彼女たちの姿が本当にキュートでかわいらしい。途中に、「Onephonyは好きですか?!」など、メンバーらが呼びかけるパートも登場。ステージの上ではしゃぐ5人の姿に、心がずっとときめいていた。「大好きなOnephonyとずっと一緒にいてください」と、ファンサしながら伝えた言葉を聴いて、ますますOnephonyを推したい気持ちに火が付いた人たちも多かったのでは?!








