秋元康総合プロデュースのアイドルグループWHITE SCORPIONが、結成2周年を記念したワンマンライブを東京・品川ステラボールで開催。体調不良で休養していたACEが33日ぶりにステージへ復帰し、11名そろってファンとともに2周年を祝うステージを駆け抜けた。またグループとしては初のキャプテン制度を導入AOIが初代キャプテンに任命された。
【写真】2周年ワンマンライブを開催したWHITE SCORPION(16枚)
オープニングは『Satisfaction graffiti』でスタート。NICOが「WHITE SCORPION 2nd Anniversary LIVE、アーユーレディーーー?」の掛け声で会場を沸かせると、『非常手段』の曲中にも
「WHITE SCORPION、2歳のお誕生日おめでとう!」「私たちとSCOPISTでつくるAnniversary LIVE、まだまだ声出せるー!?」
とさらに煽りを入れ、会場の空気を掌握していく。約1か月ぶりにステージへ復帰したACEが登場すると客席から大きな声援が送られ、ACEは久しぶりのパフォーマンスを全身で堪能するかのようにそれに応えていった。
最初のMCでACEは、
「突然のお休みで心配をたくさんかけてしまい、本当に申し訳ありません。特別な日に11人でステージに立ちたいと思い、今日から活動を再開することになりました。久しぶりに10人とステージに立って、みんなの顔が見られてすごく幸せです。今日はよろしくお願いします!」
と、ステージに戻ってきた喜びと感謝を涙ながらに伝えた。
続いてHANNAから、TikTokで配信されていた縦型ショートドラマについて報告があり、
「今日のライブも、ドラマの時のような、今まで観たことのない私たち11人の姿をお見せします!皆さん、楽しみにしてくださいね!」
と意気込みを語る。
その後、ショートドラマの転生シーンのようにHANNAがステージ上のロッカーに入ると、入れ替わりでACEが登場し『動く唇』を歌い出す。真紅の衣装と赤の照明が鮮やかなコントラストを生み、これぞWHITE SCORPIONというべき重厚な世界観を作り上げて魅せていく。続く『雑踏の孤独』『眼差しSniper』でも、クールなパフォーマンスで会場を圧倒した。
2023年に開催されたオーディション期を振り返る映像が流れた後、再びステージ上に設置されたロッカーからメンバーが登場。舞台はオーディション時代にタイムスリップした世界という設定で、熱海での合宿オーディション成果発表会ダンス審査、池袋サンシャインシティでの最後の自己アピールタイム、最終合格者発表イベントでのメンバー発表のシーンが再現され、生ドラマとして演じられた。ファンにとっては懐かしくもエモーショナルな時間となった。
CHOCOがファンへ向けた手紙を読み上げるシーンでは、次のように語った。








