2025.12.02 公開
瀬戸口が「6期生のみんな、ここまで一緒に走り抜けてくれてありがとう!」と同期に感謝を伝えつつ、「今日で『新参者』はひと区切りとなるんですけど、この期間でこの6期生と一緒ならどんな坂も登っていけそうだなと思えたました」と本音を口にすると、「乃木坂の詩」で会場を紫一緒に染めてエンディングへ。森平の「6期生はまだまだ成長していけると思うので、乃木坂46というグループの一員として貢献できるような人間になって、もっと坂道を登っていきたいと思います」という挨拶とともに、10人は満面の笑みを見せながらステージを去っていった。
予定していた演目をすべてやり切ったものの、6期生を求める「乃木坂46コール」は一切鳴り止むことはない。すると、再度ステージに登場した6期生は最後の最後に「なぜ僕たちは走るのか?」をプレゼント。10公演を完走した喜びを客席、そしてモニターの前のファンとともに分かち合った。矢田が「ダブルアンコールをもらえると思っていなくて。それだけ私たちの『新参者』公演を楽しんでもらって、もう1回観たいと思ってもらえたことがすごく嬉しかったです」と感謝を伝えると、最後は瀬戸口の合図で「突き抜けたぞ!」「6期生!」とメンバー、観客が叫んで約1ヶ月にわたる『新参者二〇二五 LIVE at THEATER MILANO-Za』公演は完結した。
先輩やファンに認めてもらえる存在になれるよう、坂道シリーズの各グループの新人たちが切磋琢磨を続けた今回の『新参者』。それぞれが完遂した10公演を経て、彼女たちがどんな存在に変わっていくのか、そしていつの日かグループを牽引する重要なメンバーへと成長するのか。今後も新参者たちの奮闘ぶりをぜひ見守っていただきたい。
(文/西廣智一)
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